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Q1.サポート終了が決められているのはなぜ?

 最も大きな理由は、セキュリティ対策に限界があるためだ。パソコンを狙う攻撃は、手口が巧妙化し、使う技術も高度になっている。古い構造や機能のOSでは、それに対抗するにも限界がある。

 例えばVista以降のWindowsには、「ASLR」と呼ばれる、使用するメモリー領域のアドレスをランダムにする機能が搭載されている。外部から攻撃されにくくするのが目的だ。しかし、XPにこのような対策機能を根本から追加するのは難しい。

 適切なタイミングで機能や安全面で優れたOSに移行することが、快適にパソコンを使うことにつながる。こうした考えから、マイクロソフトは自社製のソフトウエアやハードウエアについて、「サポート ライフサイクル ポリシー」を規定し、Webサイトなどで公表している。その中で、パソコンOSについては、発売から10年のサポートを提供すると表明している。ただしXPは、Windows Vistaの発売が遅れた影響で、例外的に12年だった。