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 Windows XPからの移行には、3つのルートが考えられる。Windows 8.1パソコンへの移行、Windows 7パソコンへの移行、そしてOSのみのバージョンアップだ(図1)。自分の使い方に応じて、どのルートが最適かを考える必要がある。

●XPから移行するためのルートは3つある
図1 XPからの移行ルートとしては、8.1パソコン、7パソコン、OSバージョンアップの3つがある。Vistaや7からダウングレードしたXPパソコンなら、無償でバージョンアップできる
図1 XPからの移行ルートとしては、8.1パソコン、7パソコン、OSバージョンアップの3つがある。Vistaや7からダウングレードしたXPパソコンなら、無償でバージョンアップできる
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 店頭のパソコンはWindows 8.1搭載が主流。Windows 8搭載パソコンも販売されているが、8から8.1へのバージョンアップは無料であり、さほど難しくない。

 8.1の操作になじめそうもないと考えるなら、Windows 7パソコンも選択肢の一つ。直販サイトなどでは、最新パソコンにWindows 7をインストールしたダウングレード製品を選べる。Windows 7なら、マイクロソフトの引っ越しソフト「Windows 転送ツール」も利用できる。

 XPパソコンの本体はそのまま使用し、OSだけをバージョンアップする方法もある。XPパソコンがダウングレード製品なら、Windows 7やVistaのインストール用DVDが付属しているはずなので、それを使ってバージョンアップする。

 パッケージやダウンロード販売で購入できるのはWindows 8.1になる。Windows 7のパッケージは販売が終了しており、入手しづらい。パソコンのスペックが8.1を動かすのに十分かどうか、よく吟味しよう。

 では、これらの移行方法の具体的な作業手順を見ていこう。

 最も有力な選択肢は、Windows 8.1パソコンへの移行だ。8.1パソコンは、多様な機種が販売されている。Officeソフト付きで3万円台という格安の8型タブレットや、タブレットとしても使えるノート、大画面で使えるデスクトップなどがある。使い方に合ったタイプを選ぼう。