PR

 家電量販店などの店頭では、ワイヤレス機器の存在感が増す一方だ。パソコン向けの周辺機器をはじめ、デジタルカメラや家電、健康機器などさまざまな分野で無線通信機能が採用されるようになっている(図1)。

●ワイヤレス機器の種類や用途が広がっている
図1 無線LAN、Bluetooth、NFCでのワイヤレス通信を利用した機器の例。パソコンの周辺機器だけでなく、音響機器やカーナビ、ヘルスケア製品など、さまざまな分野で採用が進んでいる
図1 無線LAN、Bluetooth、NFCでのワイヤレス通信を利用した機器の例。パソコンの周辺機器だけでなく、音響機器やカーナビ、ヘルスケア製品など、さまざまな分野で採用が進んでいる
[画像のクリックで拡大表示]

 ここで重要なのは、無線の接続方法も多様化していること。最近は、スマートフォンをパソコンなどと無線LAN接続してルーター代わりにするテザリングが一般的になっているが、iPhoneなど一部のモデルは消費電力の低いBluetooth接続でもテザリングを利用できる(図2)。NFC(Near Field Communication)を組み合わせた無線LANルーターもある。NFC対応スマートフォンの無線LAN接続を簡単にする仕組みだ。

●ワイヤレス通信規格のボーダーレス化も進む
図2 一部のスマートフォンやタブレットは、テザリング時に利用するワイヤレス通信を選べる(左、画面はiPhone)。接続・認証にNFCを利用する無線LANルーター(右、アイ・オー・データ機器のWN-G300TRシリーズ)など、複数のワイヤレス通信を併用する周辺機器も増えつつある
図2 一部のスマートフォンやタブレットは、テザリング時に利用するワイヤレス通信を選べる(左、画面はiPhone)。接続・認証にNFCを利用する無線LANルーター(右、アイ・オー・データ機器のWN-G300TRシリーズ)など、複数のワイヤレス通信を併用する周辺機器も増えつつある
[画像のクリックで拡大表示]

 さまざまな用途に広がりを見せているワイヤレス機器だが、それに応じて使い分けが分かりづらくなっているのも事実。3つの規格でつなぎ方や用途、長所と短所が異なるからだ。それらを理解するために、まずはそれぞれの方式ごとの仕組みや特徴について解説しよう。