Windows 8.1 Updateの機能のうち、チェックしておきたいのがスタート画面だ。電源ボタンが追加されたことで、よりスムーズにシャットダウンやスリープ、再起動が可能となった(図1)。従来のWindows 8.1では設定チャームにある電源ボタンを操作するか、もしくは左下にあるスタートボタンを右クリックし、メニューから「シャットダウンまたはサインアウト」から行う必要があった。8.1 Updateでは、これらの操作方法を継承しつつ、スタート画面右上のボタンからも操作できるようになり、ユーザーの使用環境に最適な方法をフレキシブルに選択できるようになっているのが特徴だ。

●電源ボタンをクリックして簡単にシャットダウン!
図1 スタート画面右上の電源ボタンをクリックすると、デフォルトでは「スリープ」、「シャットダウン」、「再起動」が選べる。スタートボタンや設定チャームを使う必要がないので快適だ
図1 スタート画面右上の電源ボタンをクリックすると、デフォルトでは「スリープ」、「シャットダウン」、「再起動」が選べる。スタートボタンや設定チャームを使う必要がないので快適だ
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 スタート画面には「検索」ボタンも追加されている。虫眼鏡ボタンをクリックすることですぐに検索ボックスを表示できるので、よりスピーディーに検索を実行できる(図2)。検索機能自体は従来とほとんど変わらないものの、Bingスマート検索の結果画面にはストアアプリも表示されるようになっている(図3)。探したいものがあるときに、頼れる存在になってくれる。

●ファイルやアプリをすばやく検索する!
図2 スタート画面右上の電源ボタンの横にある虫眼鏡ボタンをクリックすると、検索ボックスが表示される。ここに任意のキーワードを入力して検索を実行できる
図2 スタート画面右上の電源ボタンの横にある虫眼鏡ボタンをクリックすると、検索ボックスが表示される。ここに任意のキーワードを入力して検索を実行できる
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図3 検索機能はオートサジェストなど従来の利便性はそのまま引き継がれている。その一方で、新たにキーワード入力時の検索候補や検索結果に、Windowsストアアプリが含まれるようになった
図3 検索機能はオートサジェストなど従来の利便性はそのまま引き継がれている。その一方で、新たにキーワード入力時の検索候補や検索結果に、Windowsストアアプリが含まれるようになった
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