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 英国に暮らすことの醍醐味は何と言っても、欧州だけでなく、アフリカや中東などにも気軽に短時間で行けることです。英国では、インターネットを使えば航空券も手ごろな価格で簡単に手に入れられます。

 英国など西欧では、航空券の予約や購入、そしてチェックインまでインターネット上で完結させるのが「ごく普通のこと」となっています。ITを活用すればするほど、安く旅行することができます。

 日本と比較すると、インターネット上で安い航空券を探すところまでは一緒ですが、見つけた後の対処が大きく違っています。

英国では徹底的なIT化でコスト削減を目指しますが、日本ではインターネットで「格安」情報を見つけたとしても旅行代理店などに最終確認をしなければならないことも多く、完全なIT化とは言えません。私の経験では、せっかく見つけた「格安航空券」が実際には存在しなかったこともよくありました。

 英国から各国に旅をしようとインターネットで検索すると、格安航空会社が実施している様々なプロモーションに遭遇します。うまくタイミングがあえば格安航空券を手に入れるのも困難ではありません。1枚買えばもう1枚が無料になるといったサービスはよくあることで、時には1ペニー(約2円)で購入できるチケットさえあります。

 行き先と日程に目星をつけたら、あとはひたすら安い航空券を探すのみです。一つ一つのサイトでは手間がかかるという向きには、各航空会社の料金を比較できる総合サイトを使えば即座に比較することができるためお勧めです。

 ちなみに、私が英国に住むようになってからの1年間で購入した往復チケットの価格はというと、ロンドン-デュッセルドルフが約80ポンド、ロンドン-ブダペストが約110ポンド、ロンドン-プラハが約120ポンド。一番お買い得だったのはロンドン-ダブリンでなんと36ポンドでした。1ポンドは約200円(4月15日時点)ですから、いかに割安だったかイメージしていただけるでしょう。

 格安を探し回るわけですから、利用する航空会社も実にいろいろ。アイルランド系のライアンエアーや、英国系のイージージェット、ドイツ系のジャーマンウィングスにも乗りました。これらの航空会社に共通しているのは、ITを最大限活用していることです。インターネットで購入から発券、そしてチェックインまですべてできるようになっており、必要ならば日付変更などもインターネット上で可能です。ITを活用して人件費などのコストを抑えて、その分価格を安く設定しようとしているのでしょう。
 それだけに、「人」にお願いしたとたんに費用が発生します。ペーパーチケットも有料、チェックインする荷物も有料、さらにインターネット上でチェックインしなかった場合は、また追加費用がかかります。極端なところでは、カスタマーサービスに電話しても有料通話として追加費用が発生します。

 ほかにも「安さ」の理由があります。格安航空券を使ったフライトの場合、地方空港を利用することが多いのです。当然、都市中心部から時間が掛かるので不便です。70ポンドの格安航空券を利用してプラハからロンドンに遊びに来ていた友人5人は空港に着くまでの時間を読み違えて、5人全員が乗り遅れるというアクシデントに遭ったこともあります。翌日仕事があった2人は200ポンドで片道チケットを他の航空会社から購入して最終便に乗り、残りは手数料を払って翌日の便で帰りました。

 格安航空を使っての旅行は労力も掛かりますが、インターネットでオークションをするような宝物探しをしているような楽しみもあります。これまでは週末を利用しての旅行が多かったのですが、これからは足を少しずつ伸ばしていき、モロッコ、それからイスタンブールなどのエキゾティックな土地に行くことを計画しています。そこでの「IT体験」もレポートしたいと思います。ご期待ください。