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イラスト=スエナス

 「人は見た目じゃないけど、パソコンを選ぶなら見た目」と分けのわからないこだわりで、しょっちゅう後悔しているトマトです。

「問題。私たち、放送作家にとって必需品となるアイテムはなんでしょう?」

 ―チチチチチチチチチッ(時計の音)

「原稿用紙!」

 ―ピンポンピンポン! 

「正解!」

 な~んて、時代は遠い昔。時代はデジタルです。とはいっても、私がこの仕事を始めた頃は原稿用紙に手書きの作業とワープロでの作業が半々でした。電子メールなんて便利なものも使っているのは一部のパソコンに詳しい人種だけ。かくいう私は、書いた字が人に見せるのが恥ずかしいくらい汚い(下手というより汚いという方がしっくりくる)ので、いち早くワープロを使って文章を書いていました。

 出来上がった文章をFAXを使って、仕事相手へ送信。その頃は、FAXが夢のアイテムでした。一方、現代の作家にとっての必需品といえば、紛れもなく、今皆さんも目の前にしているであろうパソコンです。

 今でも、なぜだか売れっ子になればなるほど、手書きの資料を提出したりしていますが、90%以上の人がパソコンを使っています。(なぜだか売れっ子は“手書き”みたいなステイタスになっているのが不思議な放送作家業界)。ですから、以前のコラムでスエナスさんが打ち明けていたように、パソコンがおかしなことになるとこの仕事、本当に命取り。まあ、この仕事だけでなく、一般的なサラリーマンはそうでしょうが。

 なぜ、こんな話をしてるかって?それは、そんなピンチの状態に私が今、陥っているからなのです!