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 案の定、シリコンバレーはアップルの新しいiPhone の話題でもちきりである。

 高速通信3G対応、GPS機能搭載、WiFi経由のiTunesストアへのアクセス、iPhoneとPC、その他のデバイスを結んでシンクロさせる「MobileMe」サービスなど、盛りだくさん。しかも値段が現行モデルのおよそ半額で、199ドルから299ドルとなっては、「これを買わないわけにはいかない」と思う人々は多いはずである。

 「アップル製品はバージョン2.0まで待った方がいい」。私は、ここのテクノロジー関係者からよくこういうアドバイスを聞く。華々しくデビューするバージョン1.0はなるほどに魅力的だし、新しいもの好きならば買わずにはおれないのだが、いろいろフロー(欠陥)があるのがアップルの常、というのが冷静な人々の見方なのだ。

 確かにiPhoneは当初、セキュリティー上の問題、2カ月後の突然の値下げ事件などを含め、ガタピシとやってきた。まあ、インターネット経由でソフトウエアをアップグレードできるという利点のおかげで、通常のハードウエアの欠陥ほどは目立たなかったが、それでも今回のiPhone2.0を見て、アップルは学習する会社だなあと思った。

 文頭に挙げたいろいろな追加機能もさることながら、エンタープライズ対応を考えてマイクロソフト・エクスチェンジ機能を搭載し、会社のメールやカレンダーともシンクロできるというフィーチャーも人気を呼びそうだ。何と言っても現在のiPhoneは企業関係のユースには不人気だったからだ。