先週はiPhoneのモバイル環境での文書閲覧機能を強化するアプリをいくつか紹介した。今回は忙しいビジネスパーソンが持ち歩くモバイル端末として、いかに頼りになる存在に磨き上げるか、ノウハウをいくつか伝授しよう。
PDA機能、続伸中
iPhone(この記事の場合、iPod touchと読み替えてもほとんど通用する)用のアプリはこの1週間でまたまた増えた。ちなみにiTunes Storeの「App Store」で「すべての iPhone アプリケーション」を調べてみると、今日(2008年8月4日)現在64ページ。先週は44ページだから10ページ増加、154本以上は追加されたことになる(写真1)。
数が多けりゃいいというわけでもなく、1本1本すべてを調べたわけではないが、モバイルで仕事をするのに便利そうと思わせるアプリが目白押しになってきた。「EccoNote」(8月4日登録)、「Mocha Telnet」(8月3日)、「TouchCalc」(8月4日)、「1Password」(8月1日)など、チェックしてみたいリストだ。
さらに、ソフトのアップデートも続々流れてくる。先週紹介したモバイル文書閲覧用の「TouchFS」、「FileMagnet」、「Annotator」、「ReaddleDocs」は実際に使うといろいろ不都合もあったが、この1週間の間にそれぞれ何度かアップデートが流れ、改良が進んでいる。
例えば、FileMagnetは横置き表示ができなかったが、しっかり表示できるようになった(写真2)。
Excelの新しいファイル形式のxlsxを表示させた。グラフデータも表示できる。グラフは上の表の中からリアルタイムに計算し、レンダリングしている。しかし、残念ことに日本語表示の一部に問題があることが分かる。項目名などが表示されていない。これと同様の現象がMac OS X Leopard上でも怒る。OSにまだ不都合が残っているからだ。Appleに早急な対応をお願いしたい(写真3)。