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 半年前から自分の日記をウェブページで公開している中学2年生の勇二さんは、なかなかアクセス数が増えないのでがっかりしていました。そのことを聞いたクラスメイトの由美さんは、ウェブページのアクセスが増えるコツを勇二さんに教えてあげました。由美さんのウェブページは人気が高く、アクセスも多いのです。
 由美さんのアドバイスを取り入れてウェブページを改良したところ、なんとみるみるアクセスが増え、勇二さんは毎日アクセスカウンターを見るのが楽しみになりました。どんな魔法を使ったのでしょうか。

解説

 勇二さんが由美さんからもらったアドバイスは次の5つだったのです。

○テーマをしぼる

 それまでの勇二さんのウェブページは、思いついたことを書いていただけでした。始めのうちはそれで満足していたのですが、やはり公開している以上、多くの人に見てもらいたいと思い始めたのです。
 そこで、今度はテーマをしぼって、好きなプロ野球チームに関するウェブページにしてみました。

○だれかの役に立つ内容にする

 プロ野球チームに関するサイトはたくさんあるので、単に自己満足にならないように、読んでもらう対象を決めることにしました。その対象の人たちが読んで、役に立てればきっと何度も訪れてくれると考えたからです。そして対象は、同じプロ野球チームファンの人々に決めました。
 さらに、試合後に自分なりの寸評をのせることにしました。これが勇二さんのオリジナルの情報になったのです。

○こまめに更新する

 ウェブページを再度見たときに何も更新されていないと、訪れる回数はだんだん減ってしまいます。そこで、シーズン中の試合がある日は必ず寸評をのせるようにしました。シーズンオフは、選手やチームの話題についての感想をのせています。

○掲示板を設置する

 自分は何もしなくても、他の人がどんどん更新してくれるのが掲示板です。もちろん掲示板だけに頼ってはいけませんが、同じ人が何度も見たり書いたりしてくれるので、かなりのアクセスアップが望めます。ただし、掲示板荒らしや意見の対立などがおこることもあるので、こまめにチェックして荒れ放題にしない努力が必要になります。

○リンク集をつくる

 これもアクセスアップに効果的です。ただし単なるリンク集ではなく、リンク先にお礼を言い、相手からもリンクしてもらうようにお願いする「相互リンク」がポイントです。アクセスが多いサイトからの訪問が多くなります。

 見事にアクセスアップ計画が成功した勇二さんですが、大切なのはアクセス数ではなく、内容の充実と、ウェブページを通じた人とのコミュニケーションだということを忘れないでほしいものです。

保護者の方へ

子どものウェブページを応援しましょう

 せっかくつくったウェブページですから、多くの人に見てもらえることが励みになります。ぜひ、保護者の方も応援してあげてください。ただ、アクセスが増えると今度は夢中になりすぎる心配が出てきます。何事もバランスが大切ですから、こまめに声をかけて、休憩や気分転換をさせるようにしてください。

 また、ネットを通して多くの人と知り合うようになります。コミュニケーションが豊かになるのはいいことですが、実際に会おうという話も出てくるかもしれません。ネット上で知り合った人との出会いは危険な面もあります。できるだけ付き添うなどの配慮が必要です。