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 賛否両論巻き起こしているiPhoneですが、こういう時代を半歩先駆けているツールの評価というのは、すぐに下さないほうがいい。今まで利用してきた携帯電話とは違うため、それがストレートに批判になりがちです。ただ、僕としては、そういう批判はそれなりに使ったあとに下してもよいのではないかと思っています。

 さて、実は先日から『iPhone HACKS!』という本を書いていて、いよいよアマゾンでも予約が始まりました。iPhoneの新機能を紹介する本はたくさん出ていますが、この本はやみくもに新機能を扱うのではなく、仕事に役立つ機能を取り上げ、どのように活用していくべきかということを書いています。いわば、ユーザー視線からみたiPhoneの魅力です。

 なかでも、連絡先の統合についてはかなり強調しています。というのも、これまで連絡先情報というのは3つに分断されており、非常に使い勝手の悪い状態にあったからです。

 例えば、電話連絡する際には携帯電話の電話帳を使います。それがメールを送るときになると、PCのメールソフトやWebメールの連絡先リスト。そして住所については、年賀はがき用のソフトに入っていたりすると、もうバラバラです。

 ところがiPhoneを使うと、この3つの情報を1つに統合するのが簡単です。いや、正確に言えば、統合するメリットがあるのです。

 情報整理の鉄則に「ワンポケット原則」というものがあります。これは、情報を分散させることなく、1つの場所に集めるという意味ですが、連絡先情報に関しては、iPhoneはその「ポケット」となるのです。

 iPhoneは電話なのでもちろん、電話帳は必須です。そしてメールもやりとりするので、メール情報も必要です。最後の住所については、地図アプリと連動させることで場所を正確に知ることができます。

 PCでOutlookを使っているならアップルの「MobileMe」を使って同期するのが王道でしょうが、僕はGmailをメインとして使っているので、iPhoneの連絡先はNuevaSyncというサービスを利用して、Gmailの連絡先リストと連動させています。Gmailでは、メールを送ると自動的に連絡先が登録されるので、何の手間もなく連絡先データベースを構築できます。その後、電話連絡することがあればその際に電話を追加登録したり、住所が必要になったら登録してりするだけ。ワンポケットにすることで全てが連動し、連絡先管理が効率よくできるようになったのです。