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 週末、F1グランプリを見に行った時のこと。早朝、ホテルのテラスから、富士山に虹がかかっているのを見ました。虹が消えてしまうまではほんの短いあいだでしたが、忘れていた思いがけない美しい風景に、暖かくなった気持ちはしばらく続きました。同じようなことを、添えられた小さなカードや、年賀状に手書きの文字を見つけたときに感じます。人の文字を見る機会がほとんど失われた今日このごろ、手書きの手紙やthank youカードは、心に残る魅力的なローテク・インターフェ―スなのかもしれません。

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 そこで、お勧めしたいのが万年筆です。万年筆で書かれた文字は柔らかくあたたかみがあり、他の筆記用具にはない魅力があります。それでも、自分で使うとなると、手にインクがついたり、値段が高かったり、ペン先をつぶさないように気をつけなくてはいけないなど、敬遠したくなってしまう要素がたくさんあって、敷居が高いと思っているかたも多いと思います。

 今回ご紹介するのは、そんな面倒くさいこととはいっさい無縁の、ペリカン社のペリカノ・ジュニアという万年筆です。

 ペリカンは1832年にインクの製造から始まった、ドイツの最高級万年筆メーカーです。トーマス・マンやレマルクなど、多くの文豪に愛されてきました。そのペリカン社から子供のための書き方練習用に発売されているのが、ペリカノ・ジュニアです。ヨーロッパの子供たちは、学校の書き方の授業で万年筆を使います。いくつかの万年筆メーカーから子供用の万年筆が発売されていますが、私のいちばんのお勧めはこの万年筆です。

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 子供用とはいっても、その性能は十分なものです。伊東屋の銀座本店でも、他の高級万年筆と同じ売り場で売られており、人気商品になっています。