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 ATOMプロセッサを使ったUMPCは、従来のノートパソコンに対して超小型で、バッテリーが長時間持ちます。しかもその割には、性能低下は小さいというメリットがあります。特に小型化という点は、いわゆる低価格ノートPC(NetBook)と大きく違う部分です。

 筆者が購入した富士通のLOOX Uのような機種ともなると、大容量バッテリーを付けても700g以下、大きさは、Windows Vistaのパッケージぐらいです。サイズ的には、スマートフォンの3倍ぐらいの大きさがありますが、スマートフォンとHDD内蔵の音楽プレーヤーとあとなにかモバイル機器1つぐらいの大きさに相当します。となると、これらを完全に代用できるなら、それなりのメリットはあるといっていいでしょう。

 まずは、携帯メディアプレーヤーをLOOX Uで置き換えることが可能かどうかを調べることにしました。最近では、携帯電話の音楽再生機能を使う人もいるし、スマートフォンなどもメディア再生機能を持っています。これらと、メモリカードを組み合わせれば数GBytes程度のメディアファイルを簡単に持ち歩くことができます。

 筆者は、専用のメディアプレーヤとしては、東芝のGigaBeat F60(MEGF60)を使っています。これは、60GBytesのハードディスクを使うタイプです。CDの枚数が多く、この程度の容量がないと、全部を入れることができないのです。LOOX Uは、BTOでハードディスクを120GBytesにしてあるので、いまのところディスク容量には余裕があります。

 もし、LOOX Uが携帯メディアプレーヤー代わりになるのであれば、GigaBeatを持ち歩く必要はなくなります。1つの機器が複数の機器の代わりになるということは、これまで2つの機器で行っていたバッテリーの管理(充電)が、一台だけで済むことになります。モバイルデバイスではバッテリー管理は、日常的に行う必要があり、あまり数が多いと面倒になります。その意味では、モバイルでは、2つの機器をまとめることは意味があります。