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 この頃、韓国ではまたネットでの悪質なコメントの書き込みに耐え切れず、芸能人が自殺する事件が続いた。悪プル(悪質なコメント)は主にインターネットポータルサイトのニュースコーナーに掲載される記事の下に付けられる。1カ月300億ページビューを超えるインターネットポータルサイトには全国の新聞と放送局のニュースが提供され、全ての記事の下にはコメントを付けられるようになっている。コメントを書き込むにはもちろん実名で会員登録をしないといけないが、画面には実名ではなくIDで表示されるため、ユーザー同士においては匿名と変わらない。

 実名で会員登録までして、他人を攻撃する悪質な書き込みを書きたくなるだろうか。ある就職サイトが大学生1476人を対象にアンケート調査した結果によると、15.7%が悪プルを書いたことがあると答えた。その理由は40.7%が「深刻な問題になるとは思わなかったから」、35.9%が「実名で会員登録してもIDでコメントを残せるので匿名性が守られるから」。3%が「面白いから」と答えた。

 性別では男性の23.2%、女性の8.8%が経験ありということで、男性の方が他人を攻撃する書き込みを残しているという調査結果となった。悪プルへの対処方法としては、47.1%が処罰は規制よりインターネット内での自浄が大事と答え、18.8%は実名制度を強化するべき、13.5%は強力な処罰をするべきと答えた。その他には悪プルを残さないようにする個人の努力が大事、インターネット利用教育実施、正しいインターネット文化定着のためのキャンペーン実施などの答えがあった。

 一方で「芸能人の相次ぐ自殺の原因は悪プルにある」という質問には90%がそうだと答えていることから、他人の悪プルは問題でも自分の悪プルは問題にならないと考える面もあるようだ。