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 iPhone開発に関するNDA(秘密保持契約)を緩和した契約書( 英文PDF )がついに開発者の手元に届いた。これまで、iPhone開発に関する情報は、同一開発プロジェクトにかかわっているメンバー内でしか交換してはならないとされていたものが、大幅に緩和、公開後の(ベータ版ではない)SDK上での話は基本的に許されるようになった。これを機に、前回紹介した書籍を嚆矢にたくさんの書籍が出版を待っているし、Web上にはiPhone SDKを使ってアプリを開発する教則情報が溢れるようになった。

上質な情報がこんなにたくさん

 実はこうしたiPhone SDK解説情報はフライング気味にWeb上にあった。しかし、10月24日の正式リリースでまさに堰を切ったようにiPhone SDK解説記事が溢れ始めた。

 たとえば、これ。ドラッグアンドドロップでアプリケーションのユーザーインタフェースを作るInterface Builderの具体的方法を子細に説明したiCodeBlog(英文)がすごい。このページではiPhoneスクリーン上のグラフィックオブジェクトをタッチして動かすにはどうすればいいか、鮮明でしっかりと構成されたムービーで紹介し、サンプルのソースコードも全部公開されている(英文)。これならiPhone アプリ開発というものがどういうものなのか本当によく分かる(写真1)。

写真1 iCodeBlogのiPhone SDKチュートリアル。これはiPhone上のオブジェクトを指で動かすアプリをどう作るか、懇切丁寧に指南しているビデオ。要所要所で的確にズームするなど、作り込みも素晴らしい
写真1 iCodeBlogのiPhone SDKチュートリアル。これはiPhone上のオブジェクトを指で動かすアプリをどう作るか、懇切丁寧に指南しているビデオ。要所要所で的確にズームするなど、作り込みも素晴らしい
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 実はこのサイト、2008年6月ごろからスタート。素晴らしいiPhoneアプリ開発の世界をみんなに知ってほしいと、NDA(秘密保持契約)で縛られているころから挑戦的に情報発信してきた。NDA改定後はますます情報を充実させ、ムービーの教材も大量に投入し始めた。こんなにきれいに作られた教材ビデオを大量に用意して、無償で公開するなんて。なんて太っ腹なんだと感心させられる。