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以前からザワークラウトが好きだった

 「ザワークラウト」って知ってる? ドイツのソーセージの脇に盛られている酸っぱい千切りキャベツの漬物のこと。とにかく筆者はこれが大好きなのだ。

 学生の頃、ドイツ帰りの友人と地元のドイツ料理屋に行き、「ザワークラウトだけ欲しい」と言ったら、とんでもない量のザワークラウトを出してくれたが、ビールとともにその山盛りのザワークラウトを2人でワシワシとたいらげたのは言うまでもない。

ザワークラウトとは(wikiの記事)

 で、それほどしょっちゅう、ドイツ料理屋に通うわけにもいかないから、スーパーの輸入食品コーナーに売ってるザワークラウトの瓶詰め(これがすこぶる安い。300円ぐらいなのである)をたくさん買い込み、ひとりニンマリと(家族の誰も、これに手を出す人はいなかった…笑)食していたのである。

 そして、ダンナと暮らすようになってからも、筆者のザワークラウト好きは続いていて、けっこう頻繁に瓶詰めのザワークラウトが食卓にのぼっていたが、「新しモノの好き」で「怖いモノ知らず」(!)のダンナは「なにこれ、ウマいじゃん」と、ご飯とともに(!)ワシワシと食べていたのである。

 ところが…だ。突然ダンナが言い出した「これって漬物じゃなくて、煮物だよねぇ」。確かにそうだ。発酵した漬物の味じゃなく、ビネガー(酢)やら砂糖やらで味付けされて煮込まれた「ツクリモノ」の味がする。つまりこのへん(信州)で作られているお土産モノの野沢菜と一緒なりね。

 まあ、ドイツ料理屋さんのものは、多少調整はされてるものの、自然な乳酸発酵の味がした。まあ、乳酸発酵の漬物といえば京都の「すぐき」とかが有名だが、信州木曽にも、野沢菜をちょっと硬くしたような菜っ葉に乳酸菌のタネを入れてつくる「すんき」という漬物があるが(確か山ぶどうとかで乳酸発酵のタネをつくって刻んだ菜っ葉に混ぜ込み、少し暖かいところに置いて乳酸発酵させるのだ)、筆者幼少の木曽に住んでた数年間に、何回かもらって食べたことのあるのが乳酸発酵の漬物の味なのだ。

 そういえば2005年の愛知万博のドイツ館のレストランでソーセージ盛り合わせを頼んだときにも山のようなザワークラウトが付け合わせてあったが、それもずいぶんと乳酸発酵な感じでとっても美味だったのだのが忘れられない。

 そうそう、ソーセージの付け合わせなど、ドイツ料理では、ザワークラウトを煮込んで出すことも多い。まあ、煮込む場合でも、うまく漬かったザワークラウトを使うと絶品なのはもちろんだ…。