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 ささいな条件はあるものの、iPhoneアプリは開発者が望んだ国で配信できる。日本語しかサポートしていないソフトであっても、全世界配信に挑むことだってできる。App Storeは全世界に日本文化を発信する、かつてない素晴らしい舞台だ。

川柳は縦書きじゃなきゃ

 App Storeには毎日新しいアプリが登録され、今や5000本は下らないだろう。音楽、グルメ、シティライフをエンジョイするための新しいライフスタイル提案アプリが溢れている中で、日本ならではのアプリだなあ、と思わせるソフトが目に付くようになってきた。これなんか、日本の歴史の上にしか成立しえないアプリ。大化(西暦645年)以降、247の元号すべてを西暦と年代に対応させて指し示してくれる。家族やご先祖様、歴史上の人物が今何歳にあたるのか、さっと表示してくれるなんてこれは便利(写真1)。

写真1 赤松正行氏作「元号」。西暦⇔元号⇔年代⇔年齢が一発で分かる
写真1 赤松正行氏作「元号」。西暦⇔元号⇔年代⇔年齢が一発で分かる

 そして、これ。「川柳箋」(写真2)

写真2 快技庵の高橋政明氏作の縦書きアプリ「川柳箋」。思いついたらその場でさっとメモできるのがいいところ。超字余りでひどいもんだが、これはあとでいくらでも推敲できる
写真2 快技庵の高橋政明氏作の縦書きアプリ「川柳箋」。思いついたらその場でさっとメモできるのがいいところ。超字余りでひどいもんだが、これはあとでいくらでも推敲できる
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 俳句や川柳を思いついた時にさっとメモして持ち帰る。800円の「川柳箋」では100作品まで、230円の「川柳箋ライト」なら25作品までiPhone(またはiPod touch)の中に溜め込める。とにかく書き散らしてあとでじっくり推敲すればいい。

 川柳は芸術性を重んじる俳諧、俳句を源流とするものの、楽しみ主体。口語主体で、季語や切れにこだわる必要がない。字余りなんて別に気にしない、リズムが何となく五七五調に聞こえている感じがあれば、それでいいじゃないかというのが川柳だ。

 形式なんて気にしない川柳だが、やっぱり縦書きじゃなきゃと、開発者、快技庵の高橋政明氏が頑張った結果がこのアプリになった(写真3)。

写真3 800円バージョンの「川柳箋」と230円の「川柳箋ライト」がある
写真3 800円バージョンの「川柳箋」と230円の「川柳箋ライト」がある

(iTunesをインストールしてあるパソコンならここ