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 Google Chromeにはスペルチェッカー機能が含まれている。英語のスペルチェックのみであることと、利用できる状況がテキストエリアに限定されるために、あまり日本人には利用されていない。しかし、ちょっとした英文を書くときは、英単語のスペリングを正したい時には便利な機能だ。簡単な紹介と、その応用例をご紹介しよう。

 Chromeのスペルチェック機能がわかりやすいのは、「Google 翻訳」のページを開いたときだ。テキストエリアに英文を入力し、その英文にスペルミスがあると、赤い波線の下線が表示される。

図1 スペルミスの英単語に赤い波線の下線が付く
図1 スペルミスの英単語に赤い波線の下線が付く
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 間違っている英単語の上にマウスカーソルを置き、右クリックメニューを開くと、正しい候補が表示されるので、それを選ぶとよい。

図2 正しいスペリングの候補が表示される
図2 正しいスペリングの候補が表示される
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 ただし、あまりに間違っていると正しい候補が表示されないので注意。

図3  スペリングがあまりに違っていると意図したした候補が表示されない(recesstionにしたかった)
図3  スペリングがあまりに違っていると意図したした候補が表示されない(recesstionにしたかった)
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 Chromeのスペルチェック機能は、スパナの形のアイコンの設定メニューから「オプション」を選び、「詳細設定」タブで「フォントや言語を変更」ボタンを押し、「言語」タブを開くと、設定画面が表示される。通常はアメリカ英語がすでに選択されているが英国英語の選択もできる。ドイツ語やフランス語など各国の言語のスペルチェックに対応しているが、日本語には対応していない。

図4 「詳細設定」タブで「フォントや言語を変更」ボタンを押す
図4 「詳細設定」タブで「フォントや言語を変更」ボタンを押す
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図5 「言語」タブでスペルチェック機能が設定できる(通常設定されている)
図5 「言語」タブでスペルチェック機能が設定できる(通常設定されている)
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 スペルチェック機能が使えるのは、テキストエリアだけで、1行入力では機能しない。例えば、「iGoogleガジェットをChromeでアプリケーション化するを「Google による訳文 ウェブページ用 Google ガジェット」に応用しても、一行入力では使えない。

 そこで、Chromeアプリケーションのソースに、次の一行の追加することで、スペルチェック機能が増設できる。

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<form><textarea id="spell"></textarea><input type="reset" value="クリア" /></form>
-----------------------------------------------------------------------

 全体のソースは次のようになる。

dictionary.html
-----------------------------------------------------------------------
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<title>dictionay</title>
</head>
<body>
<script src="http://www.gmodules.com/ig/ifr?url=http://www.google.com/ig/modules/dictionary.xml&up_sl=en&up_tl=ja&synd=open&w=320&h=100&title=&lang=ja&country=ALL&border=%23ffffff%7C3px%2C1px+solid+%23999999&output=js"></script>
<form><textarea id="spell"></textarea><input type="reset" value="クリア" /></form> </body>
</html>
-----------------------------------------------------------------------

 訳語が表示されないと思ったら、増設したテキストエリアでスペルチェックをしてみるとよいだろう。理想的には、スペルチェックした英単語がそのまま、翻訳用の入力に移せるとよいのだが、そこまでプログラムするのはすこしハードルが高い。なお、クリアボタンを押すと、増設スペルチェックのテキストエリアはクリアされる。
 テキストエリアについては、ChromeおよびChromeの元になったWebKit(Apple Safariも同じ)では、任意のサイズ拡張ができる。これも覚えておくと便利だ。

図7 テキストエリアを拡張した。
図7 テキストエリアを拡張した。
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