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今後の動向

 ある業界オブザーバーがこう述べている。

 クラウドコンピューティングはコンピューター技術における不可抗力の津波である。それは企業コンピューティングの将来の姿だ。それは集中化(つまりメインフレーム)と新しい技術革新(分散形計算方式/対話型装置、ユビキタスネットワーキング、仮想化)を統合する。

 Amazonは同社のEC2とS3サービスによってクラウドコンピューティングの先駆的な存在となっている。Rackspace/Mosso/Cloud Sites、Terremark、IBM、Sun、HP、Dell、3Tera、Salesforce.com、VMWare、そして今Microsoftも参入を開始している。現在、新規参入企業はこれらのオプションが利用できるようになって、自社のインフラストラクチャーを作動させることに傾注している。そして、大規模な金融機関や製薬会社は実際にAmazonのクラウドコンピューティングの最大の顧客だ。企業は仕事を速くより安く行うために、ソ連式スタイルの無気力で、非能率的で、異常に高くつく社内IT部門を持たないようにしようとしているからだ。

 クラウドコンピューティングを受け入れない人もいるだろう。そういう人々は自分のローカルのクラウドを持ちたいと考える。記憶装置の価格の低下とハードウエアの能力がソフトウエアの能力を上回っていることを考えると、これは実行可能な選択肢だ。

 将来の動向に関する予測は難しい。しかし、将来クラウドが使われるのはかなり確実であり、いつか、我々すべてが多少使うようになると思われる。ほとんどの人は自分の処理能力も維持するだろう。パーソナルコンピューターが再びボーグ(訳注:SFに登場する文化・技術の侵略者)に吸収されることはない。

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