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 前回は富士スピードウェイでデータロガーや燃料計を取り付け、実際に走った場合のおおよその燃費について計測。初心者レーシング?ドライバーたる自分自身のエージング(もっとも、充分にエイジド --- 中年 --- ではあるのだけど)も済ませた。

 しかし、多くの読者は「データロガー」といっても、どんな情報を取っているのか、全く分からないという人が多いはず。車が走行中、データロガーがどんな情報を取り出し、パソコン側で活用できるのか。まずはデータロガーの動作を紹介すると共に「こんな事もできそうだ」という、さらに細かなシステムの実装アイディアを出していくことにしよう。

 もちろん、そのすべてが実現できるわけではないが、「パソコンを車に搭載しているが故に可能な事」は意外に多い。

ヴィヴィオに設置したタフブックCF-19。このパソコンをどう使いこなすかが、セパンに向けてのIT化のカギだ