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 ハッキングというと、イコール「不正アクセス」というあまり良くないイメージが浸透していますが、元々は、高い技術力を駆使して行う、ハードウエア、ソフトウエアのエンジニアリングを広域に表す言葉です(不正アクセス等をするのは、クラッキングと言います)。システムの中身を、自分で見て作りたいという気持ちは、昔からギークの根幹。目覚まし時計の分解に始まって、回路図を見ながらラジオを作ったり、アマチュア無線機を自作することが楽しかった私は、自然にコンピューターのハードやソフトの中身にも興味を持っていきました。残念ながら、ハッカーになれるほどの頭脳はありませんでしたが、それでも中身を知ることは、楽しいものです。そんな私が久しぶりにわくわくして手に取ったのが、この「chumby(チャンビー)」です。

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 chumbyは手のひらに乗るサイズのデバイスです。PCから無線LANを使ってウィジェットをインストールだけで、いつもインターネットで見ているニュースやtwitter、オークション、facebookなど、自分が興味のあるコンテンツを表示し続けてくれます。また、同時にiPodなどの音源を再生することや、フォトフレームとしても使えます。

 それだけならば、既存の情報端末とあまり変わらないのですが、chumbyは、Linuxを搭載したオープンソースの開発プラットフォームでもあるのです。chumbyの公式Webサイトには、次のような一文が掲載されています。

「えー、Apple IIにはBIOSの完全なソースコードと回路図が添付されていたことを思い出してください。私たちは、この伝統を喜んで皆さんのもとに復活させます。」

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