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 小さな文房具であっても、使うのにある程度の力を必要としたり、あるいは痛い思いをした、という人は少なくないだろう。例えばダブルクリップ。大きなサイズのダブルクリップで分厚い書類を束ねようとする時、両手でエイッと力を入れてようやく挟めた、という経験は誰しも持っているだろう。その後は指に跡がついて、少し痛かったりもする。

 文房具にとっては、機能を100%発揮することが最も大事なことだが、だからといって、使いやすさへの配慮が足りないのでは困る。こうした文房具は、高齢者や力が弱い人にとっては、不便な道具でしかない。

 しかし、我慢して使い続ける必要はない。誰にでも使いやすいことを目指して開発されたバリアフリーな文房具、もしくはそれに近い「やさしい文具」が最近増えているのだ。紙を挟むだけのダブルクリップでも、金属のつまみ部分を面積の広いプレート型に変えた「プレートクリップ」という製品がある。

 試してみるとよく分かる。何しろ開閉が楽なのだ。書類を挟むのも、書類を少しずつ追加するのも簡単。指に負担がかからず、使い勝手が良い。ピンク、ブルー、イエローのカラフルな3色があり、プレートのところにインデックスシールを貼ることも可能。シールに担当者の名前などを書いて整理すれば、プレート部分の大きさも気にならない。

 こうしたやさしい文具は、機能的には従来の製品と変わるわけではないので、意外に一般には知られていない。知ってる人だけが、便利に、そして快適に使っているのだ。今回は、こうした「やさしい文具」を、いくつか紹介しよう。

指でつまみやすく、少ない力で開閉できる「プレートクリップ」。値段は通常のクリップよりやや高い
指でつまみやすく、少ない力で開閉できる「プレートクリップ」。値段は通常のクリップよりやや高い
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ある程度書類に厚みがあっても、軽い力で束ねることができる
ある程度書類に厚みがあっても、軽い力で束ねることができる
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