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 1月15日、極寒の中でのコンテナ積み込みの後、筆者も日本に帰国。準備万端、あとは現地へ向かうだけとなったが、前回もお伝えしたようにチームリーダーを買って出ていた本誌連載でもおなじみの”もりかわ”氏が、急用で出場できなくなってしまった。
 このままではチーム全体がまとまらない。ということで、現在の作業状況報告と現地での役割分担、スケジュールなどを確認するため、プラスワンアオキに主要メンバーが集まることにした。

まずはチームメンバーを紹介

 まずは参加が確定しているプラスワンアオキレーシングチームのメンバーを紹介しておきたい。レースは2月12日正午から13日正午までだ。

青木 ドライバー兼メカニック
野呂 ドライバー
北村 ドライバー
本田 ドライバー
小塚 ドライバー
篠浦 ドライバー
岡村 雑用係り
大平 給油係り
杉浦 チーム監督
工藤 スケジュールマネージャー
山内 IT担当メカニック
持田 記録係り

 プラスワンアオキ社長の青木さん、ITシステム開発担当の杉浦氏、慶応大学大学院生で僕らをサポートしてくれる工藤君と山内君、それに筆者(本田)はこれまでにも登場してきた。

 ドライバーやメカニックはレース全体を見渡して戦略を立てたり、変更するといったことをやりにくいので、杉浦氏がチーム監督を兼任することに。加えてドライバーが不足した場合にはヘルプで走れるよう、ライセンスやヘルメット、スーツなどは一式用意してもらうことにした。”もりかわ”氏がドライバーではなくなったこともあり、そのバックアップも兼ねている。

 工藤君にはラップタイムや順位などのデータを管理しつつ、残りガソリン量に注意しながらスケジュール管理を行ってもらい、山内君にはITシステム専門メカニックとして働いてもらう。加えて山内君はレースにも興味アリということなので、念のためレース当日朝にあるK4-GPライセンス講習を受けておいてもらう。

 慶応大学チームは「みんなピット泊まり込みで、レース中は徹夜の覚悟!」(杉浦氏)と、さすがに大学チーム。元気がいい(杉浦氏は決して若くはないのだが、大丈夫だろうか?)。

 野呂さんは富士チャンピオンレースの表彰台常連で、今年はフォーミュラレースに参戦するアマチュアではトップクラスのドライバー。一昨年はシリーズ3位にもなったし、予選では常にポールポジション争いをする速さを持つ。北村氏はプラスワンアオキの常連で、ロードスターカップを楽しんでいる(僕よりも数秒は速い)。一日早く現地に乗り込み、会場の準備も運営事務局の手伝いで行う。

 小塚氏は筆者が誘って昨夏のK4-GPからレースを楽しみ始めたレース初心者ながら、2度目のレースに24時間耐久を選んだ、筆者とほとんど同じ経験値の初心者レースドライバー。3D映像のエンコード用にと、2台のHDカムコーダを取り付けると話していたが、果たして機材調達は間に合うだろうか?

 篠浦氏は”もりかわ”氏の元同僚でサーキット走行の師匠。僕らからすれば、もりかわ氏でも十分に速いのだが、その師匠はさらに1周3秒(!)も速いのだとか。筆者は一緒に走ったことはないのだけれど、以前、ビデオで見せてもらったその走りは、同じ車を運転しているとは思いがたいほど速い。僕らからは”クルっと回って、シュルシュルっと立ち上がっていく”ように見えるスムースさ。おそらく燃費もいいに違いない。

 岡村さんは”もりかわ”氏の同僚で入社二年目とのこと。担当は特に決まっていないが、本人曰く”ピット回りをうろうろしてま~す”とのこと。栃木県茂木で毎年行われている7時間耐久レース"Joy耐"`へは2年連続で、サポート隊として参加しているので色々な面での活躍を期待できそうだ。

 大平君はその友人の大学生でレース好き。男子ということもあって、なかなかの重労働となる給油(各車ごと規制燃料分だけが入ったドラム缶からの手動ポンプ給油となる)を担当してもらうことになった。

 最後に、この連載担当編集者の持田氏は、写真を中心とした記録係。今年1月に異動して、今は「日経WinPC」の編集長なのだが、この連載は引き続き担当している。レース前日夜にセパンに入って、レース終了後の夜に日本へ出発するという超過密スケジュールだ。ちなみに慶応組も杉浦氏が学内重要業務を控えており、全く同じ日程でマレーシアでの作業をこなすことになる。本当にご苦労様です。

プラスワンアオキの事務所にて、最終ミーティング。右がもりかわ氏。急遽参加できなくなったので、あれこれと引継ぎの指示をしている。左にいるのが野呂さんだ

慶応大学チームからは、チーム監督となった杉浦准教授(右)と、工藤君(左)が参加

杉浦監督の右にいるのが、レース前々日から現地入りしてくれる北川さん

後ろで立っているのがプラスワンアオキの青木社長。前列右が、大阪から参加の小塚さん。打ち合わせが終わったら、そのまま羽田空港へ、というスケジュールだ。中央がもりかわ氏のレースの師匠という篠浦さん。そして左端が筆者だ

 余談ではあるが、今回のレースの予算について筆者の読者向けメールアドレス(masakazu_honda@yahoo.co.jp)に質問が届いた。参加費用はドライバーが分担して負担することになる。今回の場合、参加費用は一人当たり10万円(車両輸送費など含む)、メカニックとして渡航してもらう青木社長の渡航費、車両のメンテナンス費用、タイヤやパーツの費用などが10万円で20万円の負担。これとは別に渡航・宿泊費用(約9万円)が必要になる。

 ただし、こうした費用は参加人数やメカニックとして専任の人間が行くか否か、車両代をどのように組み込むかによって、大きく異なるだろう。車両さえ既に持っているなら、やり方によっては、セパンの場合で(渡航費除いて)一人12~14万円、夏の富士で一人6~8万円から参加することも可能だろう。