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 2008年後半から、手のひらサイズの小さなプロジェクターが次々と発売されています。ハガキサイズのものから携帯電話ほどの超小型機まで登場し、プロジェクターの新しいジャンルを形成し始めました。秘密は、光源にLED(発光ダイオード)を採用している点です。これにより小型軽量化を実現しています。「日経パソコン」2009年2月23日号の特集3「プロジェクターの選び方」の中でも一部紹介していますが、ここでは誌面では書ききれなかった使用感をお伝えしましょう。

日経パソコンと比べてもこれだけ小さい“手のひらサイズ”のプロジェクター。左が海連の「KR-PRO920M」(実勢3万5000円前後)、右が加賀コンポーネントの「KG-PL105S」(実勢10万円前後)
日経パソコンと比べてもこれだけ小さい“手のひらサイズ”のプロジェクター。左が海連の「KR-PRO920M」(実勢3万5000円前後)、右が加賀コンポーネントの「KG-PL105S」(実勢10万円前後)
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 まず押さえておきたいのは、これらの超小型プロジェクターが、既存のプロジェクター製品とはまったく別物だという点です。すなわち、広い会議室で大画面に投影し、プレゼンテーションを行うためのデータプロジェクターや、自宅の広間に映画やビデオを投影して大画面で楽しむビデオプロジェクターとは、一線を画します。その理由は、明るさの違いにあります。

 プロジェクターの明るさは「ルーメン」という単位で表しますが、データプロジェクターの明るさは2000ルーメン以上が標準。これは、明るい会議室でも照明を消さずにそのまま投影が可能なレベルで、紙の資料を見たり、メモを取ったりしながらスライドを読み取れます。

 ホームシアター用のビデオプロジェクターは、1000ルーメン前後が標準です。映画などを投影するビデオプロジェクターの場合、部屋を暗くして使うのが一般的なので、データプロジェクターほど明るさを必要としません。その分、色の再現性などを重視して作られています。

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