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 バレンタインデーに『出逢いの大学』の著者である千葉智之さんが学長をつとめる「出逢いの大学」特別講座で、客員教授として講演を行いました。タイトルは「ブランド人の発想勉強術」。雇用環境が悪化する中で、どのように自分をブランディングしていけばよいか発想勉強という切り口で話をしました。

千葉さんとの対談は筋書きなしのぶっつけ本番で行いました
千葉さんとの対談は筋書きなしのぶっつけ本番で行いました

 その後、千葉さんとの対談のなかで出てきた話が、表題の話。自分自身を直接ブランディングしようとすると、どうも胡散臭くなる。「僕はすごいですよ」「僕はこんな人間ですよ」と宣伝すればするほど、それはうそっぽくなる。もちろんそれをさらりとやってしまう人もいるけれど、僕なんかは恥ずかしくなってしまってできないんですね。

 そうなると、じゃあブランディングできないのかというと、そうではないです。自分自身ではなく、別のものをブランドにすることによって、そのリフレクションを受けて自分をブランド化していけばいいのです。

 たとえば千葉さんは、「出逢いの大学」講座という場を作ることによって、千葉さん自身に付加価値をつけブランド化しています。大学という趣向の中で、千葉さんは学長になり、僕を客員教授と呼び、参加者は入学者となる。こういうユニークな場所をつくる人としての千葉さんという価値が生まれてくるのです。

 場であれば、心置きなくデザインできます。恥ずかしがる必要もありません。僕も先日ご紹介したように、シナプスやパピルスといった勉強会の場をデザインしています。それは、そうした場のデザインを通じて自分をブランディングしていくためでもあるのです。

 そして、場のリフレクションを受け自分をブランド化できてしまえば、会社を辞めても大丈夫、という強いブランド人ができあがります。雇用不安の時代にあって、これほど自分自身を安心させてくれることはありません。