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 Google Earthのバージョン5から、海底の地形が表示されるようになった。この機能を使って、世界の海の中を探ってみると面白い。いくつか海底の地形を見ているうちに、「そういえば日中間で問題となっているガス田はどこだろう」と気になって探したが、そのままGoogle Earthを見ていたのではわからなかった。

 基本的な情報を得るために、ウィキペディアの「東シナ海ガス田問題の項目を見ると、簡単な地図が掲載されている。日中間で問題のガス田についておおよその位置はわかるものの、略図すぎてGoogle Earthの表示との対応が取れない。

左がウィキペディアの図、右がGoogle Earthの表示
左がウィキペディアの図、右がGoogle Earthの表示
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 それでもGoogle Earthによる海底地形を見ていると、中国の大陸から海に続く大陸棚の様子がよく分かる。中国は国連海洋法条約の大陸棚の規定の解釈から、中国の大陸から東シナ海に突き出す大陸棚をすべて排他的経済水域としたいのだろう。これに対して、日本は陸地の境界から考え、その中間線を排他的経済水域と考えている。