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 行楽の秋と並んで、イベントの多い春は毎年デジタルカメラの新製品が一斉に登場します。今年もすでに40台を超える製品が発表されました。売れ筋のコンパクトモデルでは、手ぶれや被写体ぶれを防ぐ「手ぶれ補正」「高感度撮影」のほか、人物の顔を認識してピントや露出を調整する「顔認識」といった、失敗写真を防ぐ機能が進化してきました。

 この春は失敗写真を防ぐ機能がさらに進化。「人物」や「夜景」といった撮影状況をカメラが判断して、自動的に最適な設定にする「自動シーン認識」を備える製品が大半を占めるようになりました(図1)。これによって、いちいち自分で撮影状況を判断したり、シーンモードを変更したりする手間が省けます。花や小物を撮影する時は、被写体にカメラを近づけるだけで自動的に接写モードにしてくれるなんてこともやってのけます。

図1 カメラが自動的に撮影状況を判断して最適な設定に調整する「自動シーン認識」。図は自動で接写モードに切り替えた例
図1 カメラが自動的に撮影状況を判断して最適な設定に調整する「自動シーン認識」。図は自動で接写モードに切り替えた例
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