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 春、新年度が近づいてきた。入学、就職、転勤、転職などで4月から新生活を始めようとしている方も多いのではないかと思う。見知らぬ街での新生活を始めるまでには、新しい住まいを探して、引っ越しの手はずを整え、役所や公共料金の手続をしてと、大変な時間と労力がかかる。

 引っ越し時のパソコン利用というと、住所変更などの手続支援サイトがすぐに思い浮ぶ。関東なら「東京電力引越コンシェルジュ」、関西なら「関西引っ越し手続サービス」なんていうワンストップサービスがある。国もIT戦略本部の次世代電子行政サービス基盤等検討プロジェクトチームが「引越ワンストップサービス」の実現について検討を重ねている。

 でも引っ越し手続をする前に、何はともあれ、やらなければならないことがある。それは住まい探しだ。

 かく言う私は、過去に7回もの引っ越しを重ねている。やっと見つけた掘り出し物が、とてつもない騒音物件だったり、近所に迷惑な人が住んでいたりと、やっぱり失敗もあった。

 住宅を探すときに大抵の人は、インターネットの不動産検索サイトで、通勤や通学に便利な地域や利用する交通手段を決めて、家族数や予算に応じた物件を選ぶことだろう。検索サイトで条件を満たすいくつかの物件が拾い出されたら、いよいよ不動産屋に連絡して物件を下見する。

 住宅の外観や内部を見て「よし、この物件ならOKだ!」と思ったら、そこで即決したくなるのが人情だ。けれども、その前にちょっとパソコンでやってほしいことがある。

 物件を決める前にまずチェックしたいのが、その物件のある自治体のホームページである。役所なんかどこでも同じだと考える方も多いだろう。しかし、それも今は昔。地方分権化が進んで、国の関与が排除された最近では、自治体の力量でサービスの内容や質は大きく異なっている。