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 会社で1台のパソコンを数人で共有したり、ネットカフェや出張先のホテルのパソコンを利用する場合には、情報漏洩に注意が必要だ。Webページを見る際に使うブラウザーは、入力したユーザーIDやパスワード、閲覧したページの履歴などを保存する機能を備えているからだ。

 そんなときに便利なのがUSBメモリーに入れておくタイプの「ポータブルブラウザー」。履歴やCookie情報、パスワードなどがUSBメモリーに残るので、履歴の削除をうっかり忘れてしまっても情報漏洩の危険が少ない。

 パソコンにUSBメモリーを差し込んで、USBメモリーから該当のファイルを起動するだけで利用できる。今回、「Opera@USB」と「Firefox Portable Edition」「Portable Chrome」の3種類を利用した。

モバイル向けの機能が豊富な「Opera@USB」

図1<br/>「Opera@USB」のダウンロードサイト(Opera@USBで表示)
図1
「Opera@USB」のダウンロードサイト(Opera@USBで表示)
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●Opera@USBの3大特徴
  ・画像を表示しないなど、モバイル向けの機能が豊富
  ・ウィジェットを追加可能
  ・標準でマウスジェスチャーが使える

製品名Opera@USB
種別フリーソフト
ダウンロード先http://www.opera-usb.com/

 パソコン用のブラウザーとしては、決してシェアが高いとは言えない「Opera」だが、Windows Mobileを搭載したPDAやスマートフォンではプリインストールされているモデルが多い。そのためモバイル用として細かな気遣いが行き届いているのが特徴。

 インストールは簡単で、上記のダウンロードページから「International Version」をダウンロードし、zipファイルを解凍してUSBメモリーに保存するだけだ。今回試したのはバージョン9.64で、「opera964int」というフォルダーに格納されている。その中の「operausb.exe」ファイルを実行すれば、Opera@USBが起動する。

 International Versionには日本語環境も用意されている。メニューの「Tools」から「Preference」を選択すると設定画面が開く。設定画面の「General」タブの中にある「Language」の「Detail」ボタンをクリック。次の画面の「User interface Language」で「Choose」ボタンを押し、Opera@USBが入っているフォルダーの中にある「locale」→「ja」フォルダーとたどり、その中の「ja.lng」に変更する。これでメニューなどの表示が日本語になる。

 メニューからたどるだけなので難しくはないが、パソコンを変えるたびに環境が日本語から英語に戻ってしまったので不便に感じた。ちなみに、同じパソコンで連続して終了→起動した場合には、日本語環境は保たれたままだった。