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 先日利用したニューヨーク直行便、アカデミー賞発表直後だったからかほやほやの受賞作がズラリ。エコノミークラスでも100本を超える映画が見たい時に呼び出せ、いつでも中断、スキップできるオンデマンドビデオなので、眠るのを忘れて楽しんだ。そういえば、「Apple TV」ならば居間のソファーにふかぶかと沈み込みながらほぼ同じことができる。久々に触ってみて、驚いた。いつの間にこんなに機能アップしていたの?

リモコンで音量調節ができる

 ほんとに半年ぶりかなあ、眠りから覚めたApple TV、「アップデートがありますが、ダウンロードしますか?」と来た。言われるままに適当にオッケーオッケーとボタンをプッシュして音楽を楽しんでいる時、リモコンをいじってたら、アレ? 音量調節ができる!(図1)

図1 Apple TVに向けたリモコンの「+」「ー」ボタンを押すと、スピーカーのアイコンが出てきて音量調節ができるようになった
図1 Apple TVに向けたリモコンの「+」「ー」ボタンを押すと、スピーカーのアイコンが出てきて音量調節ができるようになった
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 これまでApple TVを使って音楽を楽しんでいる時にせっかくリモコンがあるのに音量調節ができないのが不満だった。いつからこんなことができるようになったんだろう。Apple TVのファームウエアのバージョンをみると、「2.3.1」になっている。いつの間に?(図2)

図2 Apple TVのファームウエアは現在「2.3.1」。知らぬ間にいろんな機能が新たに追加されている。ちゃんとした説明がないのが「アップルらしい?」
図2 Apple TVのファームウエアは現在「2.3.1」。知らぬ間にいろんな機能が新たに追加されている。ちゃんとした説明がないのが「アップルらしい?」
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 Apple TVのファームウエアのアップデートごとに詳細にフォローしてこなかったので、いつどんな機能が加わったのか、定かでない。確か、2.0にアップデートされHDビデオが配信開始されたのは2008年1月だったと記憶している。しかし、日本では抵抗勢力が強くてなかなかHDどころか通常のビデオも配信されないままだったから、それ以後もつい遠ざかってしまっていた。そして、今気が付いたら、リモコンで音量調整できる仕掛けや写真共有サイトとの連携機能が加わった(図3)。

図3 Apple TVの設定メニューの「オーディオとビデオ」の中には音量コントロールのオン/オフ項目が加わった
図3 Apple TVの設定メニューの「オーディオとビデオ」の中には音量コントロールのオン/オフ項目が加わった
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 しかし、残念なことに、音量調整できるのは音楽再生中のみ、映画やビデオ再生中の音量は相変わらずAVアンプ側で調整する必要がある。

 確かに、最近のAVアンプはさまざまなコントロールができるリモコンが付いているのが当り前だ。だから、映画を見ている間はAVアンプにすべてを任せる、一方、音楽を聴くための「本格的オーディオアンプ」は武骨なデザインが売り物で、リモコンなど付いていないものも多い。音楽再生のみリモコンが効くようにしたのはそれなりの理由がありそうだ。