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 前回、白鳥流キーボードの改良を書いたが、いよいよ今回は新しく買った俺のHP TouchSmart PCについて語りましょう。はっきり言ってまだこのパソコンが正解だったとは思えない。それよりも自分が考えていたよりも案外面倒な事態が起こっている。まずOSがVistaというのが厄介だ。

 実はもう一台持っているレッツノートもVistaなのだが、これは地方に行って長い原稿を書いたり、子供やかみさんの怒鳴り声がうるさくて近くのマンガ喫茶に避難する時に持参する。だから時々しか使わない。パスワードを入力する画面のマスコットに選んだロボットはたまに会うから可愛いのだ。だが毎日、パソコンを立ち上げるたびに見るロボットは「パスワード間違えるなよ」といつも見張られているみたいで気分が悪い。そりゃ会社で誰にも知られたくない秘密資料作成しているなら話は別だが、俺みたいに自宅でワードとメールと写真の整理だけにしか使っていないなんていう人も多いだろう。たったそれだけなのにパスワード入れて自分以外見ることができなくしたら、かみさんに「あんた、私に知られたくないメールがあるんじゃないの?」なんて痛くも無い腹を探られることになる。

 だからパスワードを入れなくても開く設定が欲しい。もしかしてすでにあるのかもしれないが俺はまだその答えに到達しておりません。

 そして一番厄介なのが、ワードです。きっと使い慣れれば便利なんだろうが、複雑過ぎて編集するのも面倒だ。例えば文章をすべて選択するにはどうしたら良いのか? XPだったら、編集→すべて選択であっという間だがワード2007は未だにどこにその「すべて選択」があるのか分からない。今の所、[Ctrl]+[A]で全部選択してるが編集の場所をクリックしても何も出て来ない。

 「馬鹿だな、白鳥は。そんなの解説本でも読めばすぐに分かるのに」とあざ笑ってる人もいるでしょう。でも解説本を読まなきゃわからないってどう言う事ですか? パソコンに詳しい人は良いけれど俺みたいな機械音痴な人はその簡単なことが大きな壁なのです。ヘルプとサポートで調べれば良いと言う人もいるでしょう。でも検索できちんと適した言葉を入れないと反応しないんだよ。ディカバリデイスクを作成する時も分からないから、検索の欄に「ディカバリデイスク」と入れたら「該当する言葉がありません」て出ちゃったもの。実はこれも本当はリカバリーディスクと言うのが正解なんだよね。コンピュター用語は難しいんだから、あやふやでも俺の気持ち察してくれよ、と叫んじゃう。

 だから俺の改良キーボードじゃないけど、これからのパソコン産業は機械に苦手意識のある人たちに目を向けるべきだよ。携帯電話だって、それでお年寄りを獲得したんだもの。もっと中身を簡単にしてさ、キーボードも打ち易くして画面も老眼でも見えるようにするんだ。そうだ、ディスプレイも大切だ。俺はこのパソコンは大好きなビックカメラで買ったのだが、そこで展示されてる映像を見て、なんて綺麗なんだと思った。このパソコンはデジタル地上放送も見ることができるから朝、子供にリモコン奪われ「おかあさんといっしょ」を見ること無く「とくダネ」で後輩の落語家立川談笑レポーターをじっくりと鑑賞できるのだ。