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 街中にフレッシュマン&ウーマンが溢れる季節になりました。日経パソコン&PC Online編集部にも「新人くん」が研修にやってきています。

 先輩記者に連れられて記者会見に出かけたり、ニュースの執筆に挑戦したりしている姿は、自分自身の新入社員時代を思い出し、何ともほほえましいような、くすぐったいような気分になります。それだけでも新人くんの姿は在職者にとってありがたい存在です。まあ、新人くんの仕事そのものに対する評価は「努力は買うけど、使い物にはならないネ・・・」といったところなのが世の常ですが。しかし、そんな新人くんたちが、3年後には所属部署のエースになっていることだって十分あり得ます。挑戦を受ける側も気を引き締めなくてはなりません。

 考えてみれば、テクノロジーも登場したての時には二流扱いだったものが、ふと気がつけば市民権を得て、既存サービスを駆逐する勢いを持つケースがあります。ここ数年での代表例は、無料で利用できるWebメールサービスではないでしょうか。以前は、無料メールのアドレスでは、オンラインショッピングなどが利用できないケースもありましたが、今では大手のサイトでも特に問題はないようです。

 それどころか、ユーザーがメインで使用するアドレスがGmailをはじめとするWebメールのアドレスになっているケースが多くなっている点には改めて驚きます。自分自身を振り返っても、有料で契約しているプロバイダーのメールアドレスを2つも持っているのに、メインで使用しているのは(会社のメールを除くと)無料で取得したGmailのアドレスになっています。Gmailを選んだのは、ブラウザー上でもローカルのメールソフトと同じような使い勝手が得られるだけでなく、場合によっては、Gmailの機能の方が高いケースがあるからです。

 メール検索は私が長年愛用している「Becky!」(Becky!についてはこちらを)のクエリー検索よりもはるかに高速ですし、迷惑メールのフィルターも優秀で、Gmail上では迷惑メールを見たことがないような気すらします(ただし、プロバイダーからのお知らせや、マイクロソフト、楽天、Yahoo!といったドメインから届くメールが迷惑メールフォルダーに結構な頻度で紛れ込んでしまうことには注意が必要ですが)。

 では、ある日突然これらのサービスが有料になったらどうなるのでしょうか? お金を払うのが嫌ならば、データを引っ張り出して、どこかに「引っ越し」しなくてはなりません。インターネットの「向こう側」に大量にストックしているデータをネットワーク経由でダウンロードするという手順を考えるだけでうんざりします。

 でも、昨年末、これまで無料で提供されていたサービスが有料になることは十分にあり得るんだなあと、実感した出来事がありました。Yahoo!ブリーフケースの有料化です。