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 タイトルにも書いたが、日本人の感覚から言えば「意外」と思えるほどPCの普及率は高い。CNNIC(China Internet Network Information Center)の統計上は13億人中の2億9800万人がインターネットを利用しているが、日本人が駐在するような都市部、ないしは日本人観光客が行くような観光地においては、PCを欲するその地の住民の家庭すべてに既にPCが行き届いている、といっても過言でないほど普及している。中国では若者ばかりがPCやインターネットを利用し、中高年は利用したがらないため、統計上では利用者が4分の1程度しかいなくとも「欲しい都市部や観光地ではPCは行き渡っている」のである。

 これらの地域では、中国の他の地域と比べれば高所得だからこそ、消費者がPCを容易に買えるのだろう。とはいえ、現在の売れ筋のデスクトップPCの価格帯が2千~3千元、ノートPCの価格帯が4千~5千元。一方で所得はといえば、最も高い上海、北京、深センでも月収3千元台(4万5千~6万円)程度、内陸の省都に至っては千元台(1万5千~3万円)程度と、日本人の感覚からするとPCを買うにはかなり厳しい。

 もっと日本人感覚に訴えるならば、1元を通貨レートの15円ではなく100円と考えてみるといい。「売れ筋のデスクトップPCの価格帯が20万~30万円、ノートPCの価格帯が40万~50万円。一方で所得は、高所得の大都会で月収30万円台程度、地方都市で10万円台」と感覚レートで考えれば、一層この話が身近に感じると同時に、収入の割に恐ろしくPCが高価な点が再確認できるはずだ。

ミドルレンジのPCは庶民には高嶺の花
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電脳街には特に土日はごった返す。そんなに普通の人がIT製品を買えるのか?
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