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 前回は、ネットのコミュニティにて軽率に質問をしてしまうとひんしゅくを買ってしまうという話をしたが、それでも質問をしてみたい時というのはあると思う。質問することは大事だし、寛容になっていいと思う。

 「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ともいうではないか。分からないままにして後悔するよりは、どこかのタイミングでクリアにさせるのも大事だ。もちろん自分で答えを探すのは大事だが、他人の意見から何かを発見することもある。

 質問者の知識や理解のレベルが低くても邪険にするのではなく、寛容に接すれば相手の成長を促すこともできる。例えばメジャーリーグの選手に「どうしたらたくさんヒットが打てるんですか?」なんて質問を大人がしたらかっこ悪いが、少年少女に軽くあしらってしまっては酷というもの。ネットであれば書き込んだ人間の姿が見えないので、「幼稚な質問だな」と思ったら本当に子どもが質問していたということもある。

 不快に思える質問でもせめて初回だけはつっけんどんに返すことなく、そこそこに親身な態度で、質問者が求めている答えを的確に……だといいのだが。理想が高いだろうか。現実はそんなにうまくいかないものだ。単純に見える質問でも、相手を納得させるような回答を考えようとすると相当頭を使う。だからこそ挑戦しがいもあるのだが。

 もっともあまりに良い態度でビンゴな回答をしてしまうと、質問者に気に入られてしまい延々と質問に付き合う羽目になってしまうこともある。引き際もまた難しい。

 今回は質問する時の話。大人であれば質問をする時にはそれなりの態度や節度で臨みたい。前回も述べたが質問で嫌われてしまうパターンには、調べようと努力した様子が見受けられないことや、相手への礼儀や感謝が足りないことが目立つ。

 本当は質問する前に多少は調べていたり、本当は謙虚な姿勢で臨んでいるつもり……ということもある。だがそれが質問の文言から伝わらなければ、怠慢で無遠慮な人という印象を与えてしまうのだ。これぞ「言葉足らず」。よくあることだが、難しい。

 ネットで質問する時の鉄則は、事前に自分なりに調べてみること、そして回答をもらったらお礼を言うこと。これは筆者からの切実なお願いでもある。