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 4月半ばからメキシコを中心に広がりを見せる豚インフルエンザが国際的な話題になっている。このまま世界中に感染が広がるのではないかという懸念があるからだ。そこでGoogleマップを使って世界への感染状況を監視しようという試みが始まっている。

 本稿執筆時点(2009年4月27日)では、公式な団体による試みではなく、報道されたニュースを元にしたデータ整理や、Web 2.0的な集合知による情報の収集といった段階だ。そのため、誤報も含まれる可能性もあるし、集合知的な試みも、Wikipediaを使った中傷や編集合戦を見てもわかるが、必ずしもうまくいくとは限らない。あくまで以下の情報は参考までに受け止めていただきたい。

 niman氏によるH1N1 Swine Flu - Google マップでは、報道による情報から、マークを2色と黒点の有無で分けている。濃いピンク色が感染の疑念、紫色が感染確認を示す。またマーク内に黒点がないものは死去を示している。例えば、濃いピンク色で黒点のないものは、死去が確認されても感染によるかは不明ということになる。

図1 感染の状況をマークで簡素に示している。
図1 感染の状況をマークで簡素に示している。

図2 感染者の多いメキシコの市街を拡大してみる。死者の広がりから深刻さがわかる
図2 感染者の多いメキシコの市街を拡大してみる。死者の広がりから深刻さがわかる