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 私はMicrosoftにコンピューターをアップデートさせリセットしている。私はこの設定を変えようかと考えたが、私が「だめだ、リセットするな」と命じることはないだろうから無意味だろう。普段は問題なく動作するが、最近の2つのアップデートは妙なことをした。アップデートされたソフトウエアのせいで、私のXP搭載ノートがローカルネットワークから完全に切断されてしまったのだ。私はパスワードを使ってもう一度ログインしなければならなかった。なぜだかさっぱり分からない。だが、面倒なだけだった。技術が急速に進歩すると、えてしてこういうことが起こって、そのレベルに達していないユーザーを困らせる。私はかつては最先端技術を理解していた。今はかろうじて追いついている状態だ。新技術には難しさをはるかに上回るメリットがあることは分かっている。だが時には立ち止まって、このことを考えるべきだ。

かつて小説で描写したポケットコンピューターが現実に

 新しい3G対応iPhoneの登場で、ついに私とNivenが1973年に「神の目の小さな塵 」という小説で描写したポケットコンピューターのレベルが実現した。もちろん、その本は遠い未来を描いた話だったし、本の中のポケットコンピューターは私の想像の産物だった。私は生きている間にそんなものが手に入るとは思いもしなかった。当時のコンピューターは空調が取り付けられた部屋に鎮座し、僧侶のような人々が操作する巨大な怪物だった。当時のSFのストーリーには巨大なコンピューターが登場した。Isaac Asimovは惑星ほどの大きさのコンピューターを書いた。普通の人が個人用のコンピューターを持つだけでなく、それに依存するなどというのは全く馬鹿げた考だと思われていた。ポケットコンピューターはいうまでもない。しかし、今はそういうものが現実にある。

 「iPhone 3G」は、初代のiPhoneより電話として優れている。今でも私の家のAT&Tの電波状態は特にひどいものだが、最初のiPhoneより3Gの方が通話が途中で切れることが少ない。もっと良い点として、電話サービスが使えるところなら、高速のWebサービスも使える。高速Webアクセスを使うためにWi-Fiに接続する必要はない。

 私は実は、新旧の機種にたいした違いはないだろうと思っていたのだが、それは間違っていた。私は旧型機種の時より新しい3G iPhoneをはるかに頻繁に使うことに気づいた。単語を調べたり、Webサイトを見つけたりするのは一瞬でできる。とても面白い世界が手に入った。確実な事実が探せる。スポーツの結果から歴史上の事実まで何でも簡単に探せる。英国で奴隷制度がいつ廃止されたか知りたいとする。今となるとどうでもよいのだが、ある晩私はどうしてもそれを知りたくなった。そしてすぐに見つかった。3GはWebサーフィンや電子メールをどこにいてもかなり早く、文句なく簡単に行うことができる。

 新しいiPhoneにはGPS(全地球測位システム)機能が備わっている。だが、私はバッテリー寿命を伸ばすためにずっと切ったままにしている。従来のiPhoneは携帯の基地局を使って位置情報を検索していたが、かなり正確だった。GPSシステムはもっと正確だ。私はサンディエゴでの本のサイン会へ行くルートを調べるのにiPhoneを使ったところだ。現在位置からスタートして、目的地の通りの住所と郵便番号を入力した。即座に見つかった。市内電話のサービス地域から外れところだったので、私のWi-Fiネットワークを使ってWebに接続していた。だがWi-Fi接続をしていない時でも同じぐらい速い。

 新しいiPhone 3Gは、その前の機種と同じように、使おうと思えばローカル無線ネットワークで動く。だから、家にいて電話サービスがあまり良好でない場合でもWebにアクセスできる。そういうことはよくある。iPhone 3G用のVoIPアプリケーションを入手すべきか迷っている。ここにいくつかある。驚いたことに、その中にはiTunes Storeで入手できる無料のものがある。私は、Apple/AT&Tがそんなことをさせるとは思わなかった。