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 1つのフォルダにファイルがたくさんあると、ファイルを探すのが大変です。探したいファイルがなかなか見つからなかったりします。そこで、今回はファイル名によって、ファイルをフォルダに振り分けるプログラムを作ってみます。

ファイルの整理どのようにしたら?

 はじめにフォルダの中に大量のファイルが無造作に保存されている場合、どのように整理できるかを考えてみます。Wordなどのアプリケーションでは、文書の1行目がファイル名の候補として出るので、そのままマイドキュメントに保存する方も多いことでしょう。しかし、そうしていると1つのフォルダに大量の文書が保存されます。

 収納術の達人たちは、物をしまう場所や方法に工夫を凝らしています。どこにしまったら、次回、すばやくそのものを取り出すことができるのか、また、見栄えよく整然と並べられるかを考えているようです。

 パソコンの中のファイルもこれと同じです。仕事の資料などを整理する時には特に分類が大切です。契約文書なら「契約」という名前のフォルダに、経理関連の資料なら「経理」というフォルダに分けて保存します。こうした基本的な整理については既に実践されていることと思います。

 本連載でも何度かファイルの整理を行うプログラムを紹介しました。

 連載の第4回では、画像ファイルを更新日時によってフォルダに振り分けるというプログラムを作りました。

 さらに、第93回では、ファイルの日付を見て古いファイルだけを選んで圧縮するというプログラムを作りました。

 これらは、ファイルのタイムスタンプ(保存日時)を利用してファイルを分類していました。

自動でファイルの整理をするプログラム

 今回は、日付でなくファイル名に着目してフォルダに振り分けてみます。ただし、何の指示もなく全自動で振り分けるのは無理があるので、ワイルドカードで振り分けパターンを指定しておき、これに沿ってフォルダを振り分けるというプログラムにしてみます。

振り分けルールに沿って自動でファイルを移動させる
振り分けルールに沿って自動でファイルを移動させる
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