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 ビジネスにケータイを使うことは、さまざまな機密情報を持ち歩くことにもつながる。ケータイのアドレス帳に登録してある取引先や顧客の連絡先はれっきとした「個人情報」、送受信するメールの内容は「プライバシー」である。ケータイをどこかに置き忘れたり、紛失したりしないように細心の注意が必要だ。

 といっても人間にはミスはつきもの。店や電車にケータイを置き忘れてしまったりして、帰宅してからメールをチェックしようとしたら「ない!」といった経験を持つ人も少なくなかろう。ケータイを紛失すると、第三者に盗み見られたり、悪用されたりする危険性が生じる。今回は、万一、ケータイを紛失した際に、どのような措置を講じるべきか? 筆者の経験談も交えて紹介したいと思う。

 まずは、ケータイの所在地を確認しよう。ケータイ事業者に連絡し、利用中断の手続きを行う前に、紛失したことが分かる以前に訪れた場所などに確認してみることを勧める。例えば、店舗や施設などに置き忘れた場合、そこにいる人に連絡を取り、自分のケータイに発信して着信音を鳴らして(もしくはバイブが振動)所在を確認してもらうとよい。先に利用を中断をしてしまうと、着信音を鳴らせないので、探しにくくなってしまう。

 最近のケータイは、ほとんどの機種にGPS機能が付いている。これを使った検索サービスも利用できる。NTTドコモでは「ケータイお探しサービス」の名前で提供されており、0120-524360に電話をかけるとオペレーターにおおよその所在地を調べてもらえる。パソコンで「My Docomo」にアクセスして自分で調べられる。1回315円のサービスだが、「ドコモプレミアクラブ」(月額無料)に加入していれば、月に4回まで無料で検索できる。ただし、このサービスを利用するには事前設定が必要。「iMenu」→「お客様サポート」→「各種設定」→「その他サービス設定・確認」→「ケータイお探しサービス設定」で「利用する」に設定しておこう。また、「メニュー」→「LifeKit」→「地図・GPS」→「GPS設定」→「位置提供設定」で「ON」に設定しておく必要がある。購入後、GPSの設定を変えていない場合は、デフォルトでこの設定になっているはずだが、念のために再確認しておこう。

GPS機能を用いた検索サービスを利用するには、事前にケータイ側で位置情報を提供する設定にしておく必要がある
GPS機能を用いた検索サービスを利用するには、事前にケータイ側で位置情報を提供する設定にしておく必要がある
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NTTドコモの「ケータイお探しサービス」は、自分のパソコンから利用することも可能
NTTドコモの「ケータイお探しサービス」は、自分のパソコンから利用することも可能
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 au(KDDI)は「ケータイ探せて安心サービス」を利用できるように設定しておけば、パソコンからおおよその所在地を検索できる。「au oneトップ」→「カテゴリ」→「EZサービスで探す」→「ナビ」→「安心サポート」にアクセスして「ケータイ探せて安心サービス」のアプリをダウンロードし、検索を許可する設定にしておこう。最近の機種の多くは、このアプリがプリインストールされていて、初期設定で検索が許可されている。ケータイを紛失した場合は、パソコン版の「auお客様サポート」にアクセスして検索できる。

「ケータイ探せて安心サービス」の画面。プリインストールされていない場合はダウンロードしておこう
「ケータイ探せて安心サービス」の画面。プリインストールされていない場合はダウンロードしておこう
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 ソフトバンクモバイルは「位置ナビ」(月額210円)というサービスに加入すれば、パソコン版ウェブサイトから「My SoftBank」にアクセスして「自分検索」という機能で紛失ケータイの所在地を調べることができる。また、「基本オプションパック」(月額498円)に加入していれば、お客さまセンター(0088-212-000)に電話をかけて「紛失ケータイ捜索サービス」を利用することも可能。

 なお、原則として本人以外がケータイの所在を調べることはできない(親が子どものケータイの所在を調べるサービスはある)。