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 30年ぐらい前の話だが、年末に田園調布のサンリオのお店で買い物をすると、10センチ四方くらいの可愛らしいスケジュール帳をオマケにくれた。
 これをもらうと本当にうれしかった。
 といっても、バイトもしてなけりゃ塾にも通ってないヒマな高校生だったのでスケジュール帳で管理する予定なんて特になくて、とりあえず家族や友人の誕生日を書き込んで悦に入っていた。
 それ以来、スケジュール帳が大好きな私。
 ただし、大好きは大好きなんだけど、がさつで飽きっぽい性格ゆえ、スケジュール帳を1年使い切った記憶がない。いつも途中で挫折してしまうのだ。
 1つの予定を月間予定表と週間予定表の2カ所に書き込まなければならないし、毎年住所録を書き換えるのが面倒だった。

 システム手帳が流行した時は「これだ!」と思った。
 住所録を毎年書き換えなくていいのがとにかくうれしかったし、メモ帳だのミニ定規だの付箋紙だのレフィルを選んで、自分好みの手帳を作れるのがいい。
 最初に買ったのはFilofaxのバイブルサイズだった。
 当時の私はヒマな高校生からヒマな会社員に成長していて、相変わらず管理するような予定はなかったのだけれど、「飲み会」とか「歓送迎会」とか「忘年会」とか書き込んでいたような覚えがある。宴会ばっかりですみません。
 でもねー、これがかさばるんだ。結構重いし。
 荷物が多い時は家に置いていったりして、それじゃ手帳の役目を果たさなくて、結局、いつの間にか使わなくなっていた。