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 中国でPCの販売事情だけを見るなら電脳街を見ればいい。でも中国各地の電脳街は、街のシンボル的繁華街からは結構遠い。「電脳街は遠いから嫌、でもせっかく中国に旅行・出張したなら、ついでにIT事情もちょっと垣間見たい」というのであれば、繁華街には必ずある、「国美電器」や「蘇寧電器」といった大型家電量販店や、「新華書店」などの大型書店などがお薦めだ。今回は新華書店に代表される書店で知るIT事情を紹介しよう。

 新華書店では、当たり前のことだがIT系書籍をはじめとした本を売っている。が、雑誌は売っていない。雑誌は街中のスタンドで売っているが、パソコン誌、ゲーム誌、アニメ雑誌は顧客が限定されているのか、売っている場所も、中学や高校の周辺だったり、電脳街の路上だったりする。さて書店だが、当連載の読者ならば、やはりIT系書籍の状況は気になるところ。IT書籍のコーナーで、特に多いのが、Windowsの解説本やMicrosoft Office、PhotoshopやFlashの使い方。正規版ソフトウエアの販売がかなりレアなのに、出版社各社からこれでもかと解説本が売っているところにご当地の海賊版事情を垣間見ることができよう。ハードウエア、ソフトウエアの修理のノウハウが詰まった本も多い。一度買ったら壊れても修理して使い続けることを当然とする中国人は多く、それゆえこの類の本は多い。こうした本は、コンピューター本コーナーだけでなく、工学系書籍コーナーでも「テレビの直し方」「白物家電の直し方」という本があり興味深い。プログラミング系の本は多くない。数年前にインドやベトナムに行ったときは、そこで売っている書籍は、中国よりもずっとプログラミング系の本が多かった。

ずらりと並ぶPhotoshop関連の本(その1)
ずらりと並ぶPhotoshop関連の本(その1)
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ずらりと並ぶPhotoshop関連の本(その2)
ずらりと並ぶPhotoshop関連の本(その2)
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コンピューター本コーナーの人気書籍か。電脳医院は文字通りPC修理マニュアル
コンピューター本コーナーの人気書籍か。電脳医院は文字通りPC修理マニュアル
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