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 Googleが無償で配布しているソフト「Picasa(ピカサ) 3」を使うと、パソコン内に保存している膨大な数のデジカメの写真を管理できる上に、それぞれの写真を見栄えよく編集・レタッチもできる。無料とは思えないほど高機能で便利だ。

 Picasaにはいくつか特徴があるが、なかでも写真の編集作業をしてもオリジナルの写真に変更を加えない点が優れている。他の画像編集・レタッチのソフトによっては、見栄えよく編集しようと作業中に保存操作をすると、オリジナルを上書きし、変更してしまうことがある。「しまった。元の写真からやり直したい」と思っても、もはやオリジナルはないという苦い経験を持つ人も少なくないだろう。Picasaなら、そうした危険性はまったくない。

 Picasaでは、写真編集の作業は、オリジナルの画像ファイルに反映・保存されるのではなく、別の隠しファイルに手順の履歴として記録されるからだ。では、その様子を見ていこう。

Picasaによるレタッチの基本例

 レタッチ(写真修正)の手順をどのようにPicasaが扱うかを知る前に、まず、基本のレタッチ例を示そう。

 Picasaは画像管理ソフトの側面が強いので通常、多数の画像をフォルダごとに表示するライブラリー・ビューになっているが、そこでレタッチしたい写真をダブルクリックすると、レタッチ可能な編集ビューに切り替わる。

図1 編集したい写真をダブルクリックすると、編集ビューに移る
図1 編集したい写真をダブルクリックすると、編集ビューに移る
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 編集ビューでは、「基本編集」「調整」「効果」のタブがあり、それぞれの機能はタブごとのボタンで選択できる。逆にいえば、Picasaでできるレタッチはここで選べる機能に限定されている。

 写真が左下に沈むように傾いているので、傾きを調整しよう。

図2 写真が左下に沈むように傾いているので、「基本編集」から「傾き調整」を選ぶ
図2 写真が左下に沈むように傾いているので、「基本編集」から「傾き調整」を選ぶ
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図3 傾きの調整はスライダーで直感的に行うことができる。適用ボタンを押すと、調整が終了する。ちなみにこれだけ簡単に傾き調整ができるレタッチソフトは少ない
図3 傾きの調整はスライダーで直感的に行うことができる。適用ボタンを押すと、調整が終了する。ちなみにこれだけ簡単に傾き調整ができるレタッチソフトは少ない
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