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 iPhone OSの正式アップデートが目前に迫った。米国時間で17日配信開始だから、日本では18日お昼ごろから? あちこちで既報の通り、ハードを取り換えなくても一気にできることが増え、スピードも向上、使い勝手も随所で向上する。新機種「iPhone 3G S」にすれば、さらなる高速化、向き検出などが加わってぐんと利便性が高まるが、それを待たずとも多くの進化を享受できるようになるはずだ。

すんなり動くかどうか、不安も

 OSをアップデートすると、一部で不具合が発生することは避けられない。新OSを開発している過程で不具合は徹底的に取り除かれ、通常の利用であれば支障が起きないところまで品質は磨き上げられる。しかし、あらゆる操作を事前にテストすることはできない。電源を切る動作中に電話がかかってくるとか、ビデオ再生で最も動きの激しい場面を再生している最中でしかもGPSが衛星を探しているある特定の段階でメッセージが飛び込んでくるとか、二度と再現できそうにない状況があちこちで起きる。そんな微妙なタイミングでソフトは想定外の動作に出会い、誤動作を引き起こす。

 さらに、ユーザーの利用形態もさまざま。iPhone OSは「iPod touch」と「iPhone 3G」のどちらでも動くが、その両プラットフォームを合わせて4000万台となると、それはもう、思いもつかない利用環境で使われているはずだ。まさに、想定外の環境にさらされ、状態によっては新OSは不具合を引き起こす。

 現在愛用のアプリもOSが3.0にアップデートされたら、動かなくなる可能性もある。ここ数週間、App Storeに登録する新作アプリはiPhone OS 3.0できちんと動作しないものは却下されている。したがって、新しいアプリ、最近アップデートしたアプリは3.0での動作が保証されているが、そうでないソフトが、文字通り“5万”とある。