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 本連載は、Macを仕事に生かすのがテーマだ。とはいえ、僕はWindowsとMacを両方使っており、無理矢理使おうとは思わない。Macだから便利なことを追求している。同じことを繰り返し書いて恐縮なのだが、Macには「知的生産」的な作業の効率アップを大いに期待しているのだ。
 今回は、最近登場した新しいToDoソフト「Things」を取り上げる。以前取り上げた「オムニフォーカス(OmniFocus)」との比較も若干交えつつ、日々の仕事にどの程度使えるチェックしていくこととしよう。
 Thingsも、最近流行中のGTD(Getting Things Done=個人用のワークフロー管理システム)の考え方に沿っているのだが、特に意識することなく、普通のToDoソフトとしても利用できる。特にGTDらしいところは、「次」というフォーカスリストが用意されているところだ。
 フォーカスリストとは、ToDoの分類だと思えばいいだろう。思いつきで作成したToDoは、「受信箱」にとりあえず入れておけばいい。ただし、ずっと受信箱に入れておくのは得策ではなく、フォーカスリストに分類していくのだ。フォーカスリストには「未定」という分類まであるので、受信箱にずっと保存されることはないはずだ。
 ToDoは、「次」で作成したり、プロジェクトに分類することでアクティブになる――つまり、今考慮すべき生きたToDoになる。アクティブになったToDoは、すべて「次」フォーカスリストに登録される。「受信箱」に放り込んだだけのToDoは、アクティブにはならず、「次」には表示されない。
 また、期日まで考える必要がないToDoもあるだろう。例えば、月末に交通費の精算をするとしよう。ただし、その作業は5分で終わるので、今日から毎日リストに挙げておく必要がないといったケースだ。これは、「予定済」フォーカスリストにアップしておけばよく、5日前から「今日」へ登録するといったことができる。
 だいたいこの程度が、Thingsを使いこなす上での基礎知識と言えるだろう。OmniFocusよりも、分かりやすく感覚的に利用できる。GTDに対する知識がない方でもフルに活用できるだろう。逆に、GTDにこだわっている方には若干物足りないかもしれない。

Thingsの基本画面。受信箱はとりあえず決まったToDoを入れておく。基本的にはフォーカスリストで分類するのだ。ダウンロード販売で価格は5460円。体験版も<a href=こちらからダウンロードできる。">
Thingsの基本画面。受信箱はとりあえず決まったToDoを入れておく。基本的にはフォーカスリストで分類するのだ。ダウンロード販売で価格は5460円。体験版もこちらからダウンロードできる。
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「次」で、今やるべき作業が見えてくる。
「次」で、今やるべき作業が見えてくる。
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期限を超過したToDoは、Dockのアイコンにアラートが表示される。この数字が増えるとヤバイのだ。
期限を超過したToDoは、Dockのアイコンにアラートが表示される。この数字が増えるとヤバイのだ。