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 いまやケータイの標準機能となったワンセグ。昨夏の北京オリンピックや今春のWBCなどで「どこにいても見たい場面を見逃さない」便利さを実感した人が少なくないと思うが、その後どのように利用しているだろうか? 「次は、来年のサッカーのワールドカップを楽しみたい」と言うのは、いささかもったいない。

 エンターテインメント系の機能に思われがちなワンセグだが、ビジネスにも存分に活用することができる。ニュース、天気予報からドラマ、バラエティまで、さまざまな番組が放送されているテレビは、情報の宝庫と言っても過言ではない。「忙しくてテレビを見る時間がない」という人も、ワンセグを上手に活用すれば、仕事に役立つ情報を効率よく入手することができる。

現行のほとんどの機種がワンセグを搭載しており、液晶の高画質化により視認性も向上してきている
現行のほとんどの機種がワンセグを搭載しており、液晶の高画質化により視認性も向上してきている
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 ビジネスマンにおすすめしたいのが通勤時間の有効活用。満員電車の中で新聞を読むと周囲に迷惑になることがあるが、ケータイならその心配は無用。ただし、ワンセグの電波の受信状況は場所によって異なり、電車内では不安定になりがちだ。また、今のところ地下鉄では受信できない。従って、あらかじめ録画した番組を視聴するのが賢明だ。

 なにかと慌ただしい朝は、テレビのニュースをゆっくり見ている時間がない人もいるだろう。チェックしたいニュース番組やワイドショーなどを録画してから家を出れば、通勤電車の中でゆっくり見ることができ、見たい場面だけをスキップして再生することもできるので時間の節約につながる。帰宅してから見る夜のニュース番組などをワンセグで録画しておき、翌朝の通勤時に見るように習慣を変えてもいいだろう。

 外国語の勉強をしている人には、NHK教育テレビの語学番組もおすすめしたい。通勤時、休憩時間、移動時間などに録画した番組を繰り返し見ることで、外国語に触れる機会を増やすことができるだろう。