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 私は、職場でデータをやり取りするときに、USBメモリーを使うことがよくあります。仕事柄、数百メガバイト~数ギガバイトの大容量データを社内の人間とやり取りすることも少なくありません。その際、CD-RやDVD-Rに記録すると、時間がかかります。相手が急いでいるときは、その場でUSBメモリーに記録し、直接渡します。私が使っているのは、容量8ギガ~16ギガが中心。これだけあれば、大抵のデータは余裕で収まります。

 ところが、この方法には大きなデメリットがあります。貸したUSBメモリーが戻ってこないのです。戻ってくる確率はざっと3割くらい。残り7割は戻ってきません。確かに、親指サイズの小さな道具ですから、先方がその存在を忘れるのも無理はありません。しかし、安い製品でも1本2000円前後はします。できれば返して欲しいと思いながら、しばらく待ち続けることになります。

 実はこれまで、USBメモリーを返却してくれない人を“忘れっぽい人”だと内心思っていたのですが、数カ月前、職場の同僚から「先月貸したUSBメモリーをそろそろ返して下さい」と言われたときは、ショックでした。自分では、とっくの昔に返したと思っていたのに、しっかり机の中にあったからです。これでは、人のことをとやかく言えた義理ではありません。自分だって、借りる立場になると忘れてしまっているのですから。最近、大容量データをやり取りするときは、メディアが戻ってこないことを前提に、空のCDやDVDにデータを記録して渡すようになりました。