PR

 アップルストアで予約していた「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」が届いたので、我がMacさんにインストールしてみた。
 とはいえ、最初はなかなかインストールする勇気が出なかった。

 え、勇気? 新しいOSをインストールするのに勇気が必要なの?…と思ったあなたは幸せ者だ。
 嗚呼、何度この作業で痛い目にあったことか。
 新しいOSをインストールする途中でMacがうんともすんとも言わなくなって、ふと気づけばハードディスクの中身が空っぽに…という悲しい事件が初めて起こったのは何年前だったか。
 確か漢字Talk 6からSystem 7にアップデートした時だったっけ。漢字Talk時代は白黒画面だったデスクトップがカラーになるというので、メモリーが乏しいのにもかかわらず雑誌の付録に付いていた英語版のSystem 7を浮かれてインストールしたのだった。
 英語版のSystem 7が入っていたのは3.5インチのフロッピーディスク。
 雑誌の解説を必死に読みつつ、意味の分からない箇所は飛ばし読みしたりして、フロッピーディスクを入れたり出したりしながらインストールした。

 そして、「サッドマック(Sad Mac)」である。
 サッドマックというのは、起動時にエラーが出た時に表示される泣き顔のMacのイラストのこと。ちなみに問題なく起動した時に表示されるのはニコニコ顔のハッピーマック。
 サッドマックは目がバッテンになっている可愛い奴である。可愛い奴ではあるのだが、コレが出るとMacユーザーは冷や汗をかく。
 たいていは再起動すれば何事もなかったかのように消えるのだけれど、まれに本当にどうにもならない起動エラーだったりして、ああもう、懐かしいやら思い出したくもないやら。

 で、このSystem 7インストール時に登場したサッドマックは本気のサッドマックで、そのまんまハードディスクの中身は電脳の藻屑に。
 まあ、たいしたデータが入っていたわけじゃなかったが、空っぽのハードディスクを前に呆然としたね。
 お察しの通り、データのバックアップを取っておけば良かったんだけれど、いやー、つい面倒でねー。というわけで、だから誰も責められない。悪いのは私だ。くすん。

 なお、起動時に表示されるハッピーマック&サッドマックはMac X v10.2以降は廃止されてしまった。いかにもMacらしいギミックなので、ぜひ復活させてほしい。
 OS X版だったら3Dの立体的なハッピーマック&サッドマックになるんだろうか。劇画調だったら驚くぞ。