PR

 日本で起こった半世紀ぶりの政権交代。

 そんなニュースを見ていて、日本にもこれから「オープン・ガバメント」、あるいは「Gov.2.0」のような動きが起こってくるのかなぁと考えた。

 オープン・ガバメントやGov.2.0というのは、インターネットやソーシャル・メディアの機能を使って、政治の透明性を増していこうという動きのことである。最近は、テクノロジー関連の集まりにいくと、必ずこの手の話題が出てくる。Web 2.0で有名になったオライリー・メディアは来週、ワシントンでその名も「Gov2.0 サミット」という会議を開く予定だ。

 オープン・ガバメント関連の会議にも何度か出てみたが、その参加者の顔ぶれにはおもしろいものがある。政府や政治家の行動を監視しようとする市民活動家たち、いわゆるウォッチドッグ関係の人たちばかりなのかと思っていたら、そうではない。当の連邦政府関係者や地方政府の職員たちが、結構たくさん来ていて驚くのだ。

 こうしたテクノロジーは、政府がどう情報公開すべきかを考える際にも、もはや無視できないものになっていて、彼らも必死でその方法を学ぼうとしているのである。敵と味方が一緒になって集まり、頭を絞っているという風景だ。

 腐敗した政治家をインターネットで吊るし上げようという、ハーバード大学法学院教授ローレンス・レッシグの「チェンジ・コングレス」や、ニューヨーク市のデジタルな取り組みについては、このコラムでもご紹介したことがあるが(記事1記事2)、現在はもっと多くの有名、無名の人々がこの動きに関わっている。このあたり、ウォッチドッグも含めて政治参加者の層の厚さには、「やっぱりアメリカだなあ」と感心するばかりだ。

 この分野でよく知られているサイトをいくつかご紹介しよう。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
日経電子版セット今なら2カ月無料