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 IFA2008の取材で、先週からドイツのベルリンに来ています。EU圏は、日本と同じく携帯電話でのインターネット利用などが普及しており、プリペイド型の携帯電話サービスでもインターネットアクセスが可能です。今回は、ベルリンで、契約なしに利用できる通信サービスを試してみました。

ドイツのヤマダとコジマ?

 ドイツでは、携帯電話関連の商品は、各携帯電話事業者のショップでも扱っていますが、いろいろなものを比較して入手するなら、家電系の大手量販店チェーンの店舗がいいでしょう。ドイツには、「サターン」「メディアマルクト」というチェーンがあり、大きな駅の周辺に店舗があります。ベルリン市内で分かりやすい大きな店舗は、アレクサンダープラッツ(Alexanderplatz)という駅(テレビ塔のある駅)の近くのALEXAというショッピングモールにある「メディアマルクト」でしょう。このALEXAは、ベルリン市内でも大きなモールなので、ガイドブックにも必ず載っているはずです。なので、ベルリンが初めてでも行きやすいところです。

 契約なしで使えるプリペイドサービスとして、今回は、USB接続のデータ通信アダプターを使いました。ドイツでは、Vodafone、T-Mobile、O2などのネットワーク事業者がありますし、MVNO(Mobile Virtual Network Operator:自前の設備を持たず、他社の設備を借りて運用されている通信事業者)も事業者がいくつかあります。今回は、MVNO業者の一つであるFONICの「Surf-Stick」という製品を試してみました。この製品は、USB型の通信アダプターとSIMカードがセットになったもので、24時間使い放題で2.5ユーロです。他の事業者でも、同じようなプリペイドサービスがあり、値段は、24時間使い放題で2.5~4ユーロ程度、1カ月使い放題で20~30ユーロ程度です。料金は、3G(EU圏ではUMTSといいます)なのか、2.5G(GPRS/EDGE)なのか、HSPA対応なのか、MVNOなのかなどで変わります。

 筆者は、前半は取材で買い物に行く暇がなく、帰国前に手に入れたので、1日単位でチャージする製品を購入しました。1週間程度なら、1カ月単位でチャージするものにしてもそれほど合計額に違いは出ませんから、チャージの手間などを考えると1カ月フラットレートのサービスを選択しても悪くないと思います。ただ、通信速度を考えると、最低でもUMTS(3G)、できればHSPA対応の製品がいいでしょう。また、通信料金は、MVNO業者の方がネットワーク事業者のものより安めです。