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 この9月、日経PC21編集部で新しいプリンターを購入しました。セイコーエプソンの業務用カラーインクジェットプリンター「Offirio PX-B500」です。「職場の印刷は、レーザープリンターが常識。なのに、なぜインクジェットを?」と疑問に思う人もいるかもしれません。でも、はっきり言います。もう、その考えは時代遅れです。実際に使ってみて「職場にこそインクジェットがふさわしい」と強く感じました。なぜ、そう思ったのか。ここでは、5つの理由にまとめてみました。

 まず第一の利点は、消費電力の低さです。PX-B500の消費電力は、わずか32ワット。先月まで編集部で使っていた、同社のモノクロ・レーザープリンターと比べると、約20分の1の消費電力です。電力を消費するプリンターは、周囲にそれだけ大量の熱を放ちます。事実、レーザープリンターの近くに席を置いていた編集部員から「夏は暑くて仕事になりません」という訴えが何度も寄せられました。インクジェットにしてからは、そんな苦情もピタッとなくなりました。

 第二の利点は、音の静かさです。レーザープリンターの厄介なところは、待機中も「ゴォー」と音を出し続けるところです。これも編集部員に評判がよくありませんでした。「音が気になり始めると仕事に集中できません」と訴える部員もいました。前述のモノクロレーザーでは、待機中の稼働音が約40デシベルに達していました。確かにこれは耳障りです。その点、インクジェットは印刷中こそ多少の音がしますが、待機中はほとんど無音。これも編集部員に好評です。

 第三の利点は、紙詰まりがないこと。ご存じの通り、レーザーは頻繁に紙詰まりを起こします。これがどれだけ仕事の効率を下げてきたことか…。特に、両面印刷をするとかなりの確率で発生します。これは、印字部分と非印字部分の摩擦係数が異なるため、用紙の排出がスムーズにいかないのが原因です。その点、インクジェットなら印字・非印字の摩擦係数はほぼ同じ。通常のコピー用紙なら問題なく両面印刷できます。紙詰まりの心配は、ほとんどありません。

 第四の利点は、印刷速度が速いこと。「そんなことはない。レーザーの方が断然速いはずだ」と言われるかもしれません。しかし、PX-B500の印刷速度はカラーもモノクロも毎分37枚。十分、実用レベルに達しています。よく考えてみると、レーザープリンターは印刷を始めるときに、ウオームアップ用の待機時間が二、三分かかります。これには、いつもイライラします。トータルの所要時間でみれば、むしろインクジェットのほうが早いかもしれません。

 第五の利点は、何と言っても本体価格が安いこと。購入したOffirio PX-B500の価格は、四万円台の前半(Amazonで購入しました)。これでネットワーク機能を持ち、毎分37枚ものカラー印刷ができるのですからコストパフォーマンスは抜群です。それでいて、サイズはコンパクトで、容積は前述のレーザープリンターの約3分の1。手狭なオフィスでは、本当に助かります。

 唯一の欠点は、レーザープリンターと比べて、印刷品質が少し見劣りすることくらいでしょうか。しかし、ビジネスの世界では、美しさはさほど要求されません。Offirio PX-B500の印刷品質は、仕事で使うには十分なレベルです。美しさを追求したいときは、速度を抑えたモードできれいに印刷することも可能です。

 多くの企業がそうであるように、私どもが働く編集職場でも経費削減と環境問題への対応が、至上命題になっています。インクジェットプリンターは、その両方のニーズにピタリとはまります。当社の職場の同僚だけでなく、世の多くのビジネスマンの皆さんにも、業務向けインクジェットプリンターの長所をもっと知ってほしいと思います。