私の電話システムは旧式である。TIEと呼ばれるもので、私はそれが使っているプロセッサーが何なのか皆目見当がつかない。Z80ではないかと思う。というのは、私の旧式の電話システムが設計された1980年代ごろに広く使われていた内蔵チップがそれだったからだ。それは非常に旧式だが、私にとっては十分に機能していて、元は取った。だが、VoIP対応の設計ではなかった。
その必要はないことが分かった。私のTIEシステムが電話線とまったく同じものとして認識するVoIPシステムがたくさんある。私はそれらを調べているところだ。というのは、電話料金を少し節約できそうなのだ。
これは差し迫った問題ではない。昔、「BYTE」誌の全盛期には、私はしょっちゅう長電話をして、電話料金は非常に高かった。今、それらはごく少なくなっている。だが、電話料金は数カ月ごとに増える。時々、政府は新しい収入源を見つけ、電話会社も見つけている。言うまでもなく、何の説明もない。
小企業にとって電話機能は重要だ。コンサルティングエンジニアのPhil Tharpは通信関係の仕事を多く手がけているのだが(例えば、彼はUSB 3.0対応デバイスのコードを書いている)、彼が新しいVoIPシステムを設置した時に、このコラムに寄稿してもらった。POTSとは「普通の古い電話システム」のことである。