少しでも日本のユーザーに還元したい
同社では、このキャンペーンに先駆けて、6月26日から「Windows ありがとうキャンペーン」の第1弾を行っている。
Windows 7 Professional アップグレード版で1万4777円(税込)、Windows 7 HomePremium アップグレード版で7777円(税込)という、さらに低価格で提供するキャンペーン。3万本用意したキャンペーンは、わずか2日間で終了してしまった。
「この時点では、まだ開発途中ということもあり、我々からの情報も少ない。それにも関わらず早くも導入を決定していただいたという点において、特別価格を用意した」として、第2弾キャンペーンとの価格設定の違いを説明する。
だが、「第1弾キャンペーンでは、数量の限定のため購入できなかった人もいたが、今回の第2弾キャンペーンでは、十分な数を用意できると考えている」として、多くの人に対して提供する考えだ。
実は、この第2弾キャンペーンは、日本市場だけで行われるものだ。
第1弾キャンペーンは、米国やカナダ、英国、フランス、ドイツに、日本を含めた6カ国で展開されたが、第2弾キャンペーンは、本社のある米国でも行われない。
「多くの方からキャンペーンの第2弾はないのかといわれたが、米国本社からの回答はないというもの。だが、日本のユーザーに対して、少しでも還元したい、喜んでもらいたいと思い、米国本社と何度も協議を重ねた。第1弾キャンペーンが始まる前から協議を重ね、約4カ月に渡るやりとりの結果、8月中旬になって、ようやく認可された。日本からの想いが伝わった」と、藤本本部長は語る。
